「建築探訪 13」 -Osaka/梅田

BREEZE TOWER

ドイツ人新進建築家/クリストフ・インゲンホーフェン(1960- )がデザインアーキテクトとして手掛けた日本で初めての建築「BREEZE TOWER」が完成間近だ・・

凄い勢いで再開発が行われ、大きなビルが次々立ち上がって来る大阪・西梅田、ハービスプラザのすぐ南側・・近年ヨーロッパの高層オフィスビルでは多く用いられる省エネ/環境を重視したダブルスキンファサードによる自然換気型オフィスビル・・エンジニアリングとデザインとの調和を目指した・・ドイツ人らしい堅実そうな建築だ・・・国際指名コンペにて強豪-N.グリムショウ(英)、D.ペロー(仏)、M.フクサス(伊)-を押さえ彼が選ばれた・・

現在、国内外設計コンペの1等を次々獲得し続けているインゲンホーフェンは、「RWEタワー」(下左写真)を1997年に、「ブルダ・メディアパーク」(下写真中)を2001年に、「ルフトハンザ新社屋」(下写真右)を2006年に完成させ、環境/省エネ/エコロジー/場所性/居住性といったヒューマニティーな視点を重視しながら造りあげる透明性の高い端正な建築は、スター建築家が提案する奇抜な案が多い国際コンペの中にあっても存在感を放っています・・
今後も「シュトゥットガルト中央駅計画」や「欧州投資銀行計画」などの期待作の実現が待ち遠しい”スター建築家”候補の作品がいちはやく日本で見られる訳なのだが・・

クリストフ・インゲンホーフェン

日本には多くの有名海外建築家の作品があるが、やはり遠距離の為か作品に掛けるエネルギーがある程度減じてしまい、質/密度が下がってしまう感は否めない・・遠い国でのビックプロジェクト・・リスク減や安心感を考えて日本の大手と共同設計というかたちで組み、デザインアーキテクトとしておさまるケースがほとんだ、そうするとディティールやテクスチュアなど建築デザインの質を左右する部分がどうしても切れがなくなる・・彼らの本国での作品の質までには及んでいない気がします・・

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