金属類回収令

墓地に入る門の屋根をしました・・
戦時中に金属類資源の不足を補う為に屋根に葺かれていた銅板が回収され、それから後はずっと(上写真)の様に「モルタル塗り屋根」だったようです・・
60年以上、よく落ちずに風雨に耐えてきました
戦時中は公共のマンホール蓋や鉄柵などだけでなく、家内の鍋釜や仏具、寺院の鐘まで回収されたそうだ・・

もともとの状態である銅板で葺き直したいところだが・・この様に難しい形の屋根を銅葺き屋根とすると・・とても高価&昨今の酸性化した雨には銅は不向きなので・・ガリバリウム鋼板葺きとしました。銅板は材が柔らかくこの様な複雑な屋根のカタチを施工するには向いていますが、ガリバリウム鋼板は材が銅板より固く施工が大変でしたが・・何とかキレイに仕上がりました。

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