「MYクリニック」 -建方&上棟

トリムデザイン設計のクリニックの増築工事

の良さ/美しさというのは、構造体に拠ってたつ部分が大きく・・
木造は木造らしく/RC造はRC造らしく/鉄骨造は鉄骨らしくなければ・・木造なのに鉄骨造っぽい/鉄骨造なのにRC造っぽい・・自分に嘘を付いている様な存在の在り方というのはよくないと思っています・・
木造やRC造にしても直接に構造体を全て現しているという事ではないのですが、鉄骨造ほどには覆って「隠して」しまう事はありません・・
構造方法というのは様々な建築条件で選択され・・どの構造方法を選ぶにしても建物を支えている構造体の存在感を消してしまわないことは大切・・
建物が完成した時に鉄骨の柱梁はほとんど見えなくなってしまうのですが・・・「鉄骨造の存在感を」はっきりとではなくても、なんとなく感じられるように”出来て”いれば良いなぁと考えています

機能的用途や仕上材を失い構造体のみがあらわとなった遺跡の美しさに感動する様に、中の構造体のみの姿にも同じような感動があります・・
(上写真)まだ事務所に勤めていた頃、担当していた物件の現場での写真
仕上げてしまって完成した時よりも、何とも言えない存在感のある工事中の姿

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