「建築探訪 37」-Osaka/梅田再開発

JR大阪駅

先週はに帰省&お墓参りへ行っておりました。
(上写真) 宿泊した前のホテルからJR大阪駅を見下ろす。
再開発がどんどん進み、何もなかった駅上に大きな屋根と高層ビルが・・・
左下に見える関西名モダニズムのひとつ吉田鉄郎による「大阪中央郵便局(1939)」も駅前再開発の影響で周囲を塀で囲われ、取壊して高層ビルに建て替える準備でしょうか・・・フェスティバルホールの入っていた中之島の「新朝日ビル」もすでに取り壊され、高層ビルへの建て替え工事が始まっていました・・

梅田

(左写真) 阪急百貨店も高層ビルに変わってしまい・・梅田の顔である阪急のビルが・・このでどうなんだろうか ???
ここ数年で大阪の顔である中之島や梅田の様子が大きく変わり・・だんだんと見慣れない姿に変わっていくのはやはり少し寂しい感じ・・

(右写真) 大阪で勤めていた時には、いつもこのビルの足下を自転車で通っていた「富国生命ビル」も建替え・・・基デザインは「国立」の設計で有名なフランス人建築家ドミニク・ペロー・・・さすがに一味は違うが、やはり本国で設計する建物のようなレベルにまでは遠く及ばないのは仕方ないか・・・力強く根を張った樹木の姿から着想、建物壁面は周囲を映す鏡面の「樹皮」・・・だそうだ。
2008年に竣工した・・やはり有名外国人建築家を基本デザイナーに採用した梅田の「ブリーゼタワー」も同様ですが・・・様々な物事がグローバル化している時代においても、建築の出来映えという点では・・やはりヨーロッパの建築家にとって・・・日本は遠すぎるのではないでしょうか。

大阪の皆様、いろいろと有難うございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA