投稿日: 2013年9月13日2020年7月26日 Sweden「建築探訪 94」-Sweden 2 / Stockholm 「森の墓地」にある礼拝堂・・ 柿葺きの大きな屋根が印象的な「森の礼拝堂 (1920) 」は墓地内にある5箇所の礼拝堂の内、最初に出来た・・最小の礼拝堂。 大きな寄棟屋根で覆われた建物の・・半分近くは列柱に支えられた半屋外のポーチ部分・・ その姿はヴァナキュラーな農家ともどこか似ている感じ・・ 軒先には黄金の天使像・・ 棟には丸太・・ 高さを抑えたポーチ部・・ 支える柱はシンプルなトスカーナ式 約10m角の正方形平面の礼拝堂内部。中央に棺台。床は棺台に向かって微妙に勾配が付いています・・ この建築の見どころでもある・・一度見たら忘れられない内部空間・・高さを抑えたドリス式の8本柱で支えられた・・白く塗り込められた半球型の天井・・ そこに居る人々やそこで過ごす時間を覆い尽くす、空間を支配するその大きな半球の頂部には・・トップライトからの抑制の効いた光が・・清らかな静かな追悼の空間は・・アスプルンド初期の代表作。 共有:TwitterFacebook