「建築探訪 113」-Finland 5 / ALVAR AALTO 3

アアルト大学学生寮

アアルト大学館から、北東に500mほど離れた場所に位置する「アアルト大学 学生寮」(1966)を探訪。 (上写真)東南面の中央部あたりを見る。ポチポチと並ぶ、学生各室の窓・・アアルトらしい「大きなハメ殺し窓+小さな縦長の換気窓」の組合せ、換気窓をやや短くして・・動きのあるに整える。1階部分をやや控えて、2階以上の煉瓦ヴォリュームをやや浮かした感じに見せるデザインも・・他の建物と同じアアルトの好む手法・・

アアルト大学学生寮

東面から南面にかけて、うねりながら伸びる長い立面 (長いので半分しか写っていません)。長い東南側立面の・・ 南半分となる 「うねっている壁」がアアルトらしくて素敵! (上写真) 右手で東向きだった各部屋の窓は、左手に行くにつれて・・うねりながら南向きに。南側から見ると6階建て。

アアルト大学学生寮
東南側立面を見る。”うねる壁” は東南面の南半分のみで、一度分節(プラン的には個室間の共用部)が入って・・東半分は真っ直ぐ
プランでみると「レの字型」・・図面上が北。大きな平面構成としては、2本の棟が中央のホールを抱え込んだカタチ。北から南に伸びる直線部の棟と、南から北東に向けて伸びるハネ部の棟・・ワンフロアで50室程度の学生寮。いわゆるアアルトに見られる有名な「扇形デザイン」の系譜・・

中廊下型と片廊下型のMIX・・もし自分が寮生で入るとしたら、やはり図面下の “うねっている”部分がいいかなぁ・・13室/50室。図面で見ての通り、どの部屋も四角ではなく歪んでいますが・・これくらいの歪みだと、部屋に入ればそんなに違和感がない程度の歪みの様な気もします。(残念ながら、中は見られませんでしたが・・)

アアルト大学学生寮
メインアプローチとなる北側道路より見る。2つの棟に挟み込まれた1階ホールが見えます。北側から見ると4階建て・・南北軸方向でかなりレベル差のある敷地に配置された建築
アアルト大学学生寮
「レの字」の折れ部分を見る。うねった壁の終点となる部分・・右側がうねった部分、ここも一度分節(プラン的には個室間の共用部)が入って・・真っ直ぐな部分へと繋がる

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