「建築探訪 119」-Finland 11 / ALVAR AALTO 7

アルヴァ・アアルト設計の「アカデミア書店」(1969) を探訪。ヘルシンキ中央駅からすぐ・・賑やかな中心街の角地に建つカーテンウォールのオフィス建築。外観を見て分かる通り、隙間なく隣接する煉瓦造の古いオフィスビル群と・・外形ラインはピタッと揃えられたカタチ。表から見ると地上6階。表から見えない書店部分は3階建て。

窓詳細を見る。銅製のカーテンウォール。左側に隣接する赤煉瓦の建物(サーリネン設計)との関係性には・・アアルトも色々と考慮したんでしょうが・・対比的な感じもしますが、どうでしょうか。

アカデミア書店
玄関扉を見る。この建具は真鍮製だろうか・・なんとも言えない艶光沢がgood、素材の持ち味の勝利・・さらに効いているのが、この丁番・・カッコイイ丁番だ。引手と共にこれもアアルトのオリジナルデザイン物なんだろうか・・
アカデミア書店
以前に紹介した、他のアアルト建築で2連はありましたが・・これは3連の “アアルト引手“。 1つはもちろん、2つでも3つでも使える必要長さにしばられない・・ひとつでショートからロングまで対応できるデザインの引手。
アカデミア書店
この建築のメインは、何と言っても・・この”天窓“。水晶のような形をした”天窓” が・・天井にドラマティックに突き刺さっているんです。上階のぐるりと張り廻された白大理石の腰壁が・・階下から余計なものが見えない様に、視線をうまくコントロール。(上写真)3層吹抜けの空間を1階より見上げる。改装工事中につき1階店内の半分は、仮囲い(上写真の左側)で覆われた状態・・残念。
アカデミア書店
(左) 2階カフェ部分より、建物中央の吹抜けを見る。(右) 2階より “天窓” を見る。水晶のような天窓は3基。
アカデミア書店
2階より “天窓” を見る。ダイナミックで個性的な・・”天窓” はとても大きい。やはり腰壁の存在が効いてい・・2階腰壁よりも3階腰壁が・・セットバックしているのも効果的。

Akateeminen Kirjakauppa(The Academic Bookstore)

Keskuskatu 1, Pohjoisesplanadi 39, 00101 HELSINKI

アカデミア書店は、ヘルシンキの目抜き通り『エテラ・エスプラナーディ通り』に面したフィンランド最大の書店です。市街地を帯状に横切る大きなエスプラナーディ公園(Esplanadin puisto)に面していて、公園の南北には老舗デパートや高級店、Artek、iittala、marimekkoなどなどフィンランドを代表するショップもたくさん在り・・もっとゆっくり出来れば良かったのですが…m

カフェ・アアルト

アカデミア書店の2階には、カフェ・アアルト(Café Aalto)があります。(なんと日本語のWEBサイト!)
玄米茶を注文したのですが…お砂糖が付いてきましたけど…😅
一緒に注文したクロックムッシュを頬張っていると「オイシイデスカ?」と店員さんが日本語で話しかけてくれました。

フィンランドでは日本語を勉強している人が多いんですって。 フィンランド政府観光局公式ホームページヘルシンキ市の公式観光情報サイトも日本語のページがありますし、ダウンロード可能な日本語のガイドブックも用意されています!旅行者には優しいと国だと思いました。

フィンランドでは、トラムの案内表示は “フィンランド語とスウェーデン語” の交互表示。もちろん、どちらも分からないので・・よくよく注意して見ているんですが・・何となく分かりそうなのは、フィンランド語…のような気がします😁

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