「建築探訪 134」-Finland 21 / ALVAR AALTO 16

アルヴァ・アアルトの夏の別荘

アアルト作品がたくさんある町・・ユヴァスキラの中心から車で20km程離れた場所にて・・自動車道からフィンランドらしい気持ちの良い”白樺の森” に入り・・てくてく歩いて行くと、

アルヴァ・アアルトの夏の別荘
緑の中に現れる、大きな白壁・・「アルヴァ・アアルトの夏の別荘」(1953)を探訪・・建物名の通り、この建物は建築家自身の為のプライベートな建築・・
アルヴァ・アアルトの夏の別荘
南西向きの大きな壁開口部より、中庭を見る・・この見返しが、この眺め !!
白壁の大きな開口部の真正面には “パイヤンネ湖”!!  
もともとのアプローチは・・ “白樺の森” からではなく、(自身がデザインした!!) ボートで、この湖を渡ってきて・・が本来のアプローチ
アルヴァ・アアルトの夏の家
中庭に面する部分は赤煉瓦 赤煉瓦。プランとしては、ほぼ平屋のL字型コートハウス。この煉瓦の張り方がオモシロイ・・様々なパターンをパッチワークの様に張って・・実験実験。
アルヴァ・アアルトの夏の家
北西側にも・・広い間隔の格子で仕切られた、大きな開口があります。結構な高さの壁です・・綺麗な森と湖に囲われた最高の敷地なのに・・あえて高い壁で囲む。(地元フィンランドの設計事務所の方々も、しげしげと壁面入隅のユニークな煉瓦張りを見られています。)
アルヴァ・アアルトの夏の別荘
煉瓦だけでなく、タイルでも実験実験・・アアルト自身、この別荘の事を「koe・talo (実験・)」と呼んでいただけは・・あります
アルヴァ・アアルトの夏の別荘
室内を見る。手前がダイニング、奥がリビング。外観と中庭の大きな作りから一転・・内部は簡素でコンパクトだが、落ち着く作り・・リビングの一部に、上部から吊られた構造の2階があり、そこはアアルトのアトリエスペース・・
アルヴァ・アアルトの夏の別荘
リビングより中庭を見る

同じ時間に見学を申し込んでいたのは、私達を含め3組・・地元フィンランドの設計事務所の方々が10名程と、シンガポールの建築学生さんが2名・・広くはない別荘なので、混み混みな感じで・・ちょっと慌ただしい見学となってしまいました。

muuratsalon koetalo【夏の家コエタロ】

6月から9月中旬までの月・水・金(8月は平日)にガイドツアー付きで見学が可能です。Alvar Aalto MUSEUMで予約が出来ます。森の中を歩いて行きますので、歩きやすい格好と靴で参加されることをおすすめします。それと、蚊が多い!!!フィンランドの蚊は日本の蚊と違うらしく…現地の方に虫除けスプレーを借りました。

アルヴァ・アアルトの夏の家コエタロ
こちらがAaltoデザインのボート。この船で別荘のある”ムーラッツァロ島”へ…
夏の住宅のすぐそばに密生していた植物。明らかに日本とは違う感じの植物…森の中の僅かな光を受けて綺麗です

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