「玉島の家」-壁仕上げ前

外壁仕上げ前、左官塗りが終了・・仕上塗り前ですが、これはこれで “肌理の存在感”が際立っていて・・このままでも素敵なんですよね。軒が重なる勝手口的スペースからの見上げ。(上写真 左手前) 木製建具枠が見えています・・鴨居(水平材)の面より縦枠の面を外側に何mm出して納めるのか、縦枠の戸しゃくりを何mm取るのか、見付け寸法や、見込み寸法などなど・・木製建具は既成品とは違い、あらゆる部分の寸法を自分で決めていきます・・図面で決めていたものが、どう出来上がっているのかを・・現場監理で、1/1で、スケール感ディテール感を、確認するのが・・現場監理の楽しみのひとつ。

モルタル左官塗り壁のヴォリュームを・・軒の深い屋根が覆う。モルタル塗り壁上部の金物は、白色のガリバリウム鋼板・・外壁は2層防水の通気工法。上部ガリバリウム鋼板とモルタル塗り壁の間にある隙間から、壁体内の空気が抜けていく仕組み。
内壁仕上げ前、壁下地のプラスターボード張り工事が終わりました・・この工事が終わると、何ヶ月もの間ずっと現場で頑張ってくれていた大工さんの仕事もほぼ終わり 。
( 細かい指示注文の多いトリムの仕事にお付き合いくださり・・大工のAさん、ご苦労様でした・・ありがとう) 。次は家具工事屋さん、建具工事屋さんなどの出番・・(上写真)リビングダイニングより和室の出入口を見る。左手の窪みはエアコン用のスペース。
リビングダイニングより、2階への上がり口を見る。この階段はもちろん工事期間中、工事関係者用のものです。1階から2階へは7段で到着、すぐに2階。子供部屋である2階とリビングダイニングの距離が近い家・・2階の奥に見えているのは、造り付けの壁面収納棚 (これは大工さん工事の家具 ) 。

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