「KURAの改修」-瓦葺き

江戸時代の頃に作られたと思われる古い蔵・・屋根と外壁を全面的に改修する工事。屋根の下地板はかなり傷んでいたので、全てを・・厚さ40mm程度の新しい杉板に張替え。

張替えた下地板の上に防水シートを敷き込み・・瓦を受ける「横桟」を設置。

“本瓦葺き”なので・・丸瓦を受ける「縦桟」も設置。

西面の新しく葺き替えた瓦を見る。本瓦葺きは瓦の重なりが大きく・・1枚が割れても雨は漏らないのがgoodです。

もともとの瓦は100〜150年くらい前の物で、傷んでいる物も多かったので・・西面は新しい瓦、東面は再利用の古い瓦・・という感じで葺替えます。

こちらは古い瓦を再利用して葺き替える東面・・瓦に釘穴を開けて、しっかりと固定。ひげの様にたくさん伸びている銅線は丸瓦を固定するためのもの。

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