
コンクリート造の建物は、設計通りのコンクリート品質を確保する事はとても大事なのですが・・そのコンクリートを流し込む”型枠”の施工精度が、さらに大事。外側と内側の型枠パネルを、両側から水平部材でシッカリと固定。

L字型のリビングダイニングを・・ダイニング側から見る。右手には中庭に面した(高さ2.7mの)大きな開口があります。室内の天井高さは3.8mの予定・・

コンクリート造の建物は、設計通りのコンクリート品質を確保する事はとても大事なのですが・・そのコンクリートを流し込む”型枠”の施工精度が、さらに大事。外側と内側の型枠パネルを、両側から水平部材でシッカリと固定。

L字型のリビングダイニングを・・ダイニング側から見る。右手には中庭に面した(高さ2.7mの)大きな開口があります。室内の天井高さは3.8mの予定・・

あぁ・・ほんとうに熱いです。現場では「配筋工事」の日々・・

“配筋工事”では・・たくさんの「鉄筋を組み上げて」いきます。設計図で決められた「様々な太さと本数」の鉄筋を、縦横縦横と・・正しい位置/間隔に、1本1本職人さんが施工をしていきます。

基礎梁の配筋が終わって、型枠を建て始めました。基礎を造るために・・建物下全体にわたっって、おおよそ地表面から1.5mほど掘り下げています。

コンクリートを打ち込む前に・・鉄筋の本数/位置/太さ等に間違いがないか、施工者や検査機構や設計者で・・何度も確認をします。

敷地にそびえ立つ・・大きな杭打ち機。建物の基礎を支える20箇所に・・直径27cmの鋼管杭を回転させながら圧入していきます。

支持地盤と言われる「砂礫層」があるのは”地表下約12m”・・支持地盤に届くまで数本を溶接で継なぎながら、杭を打ち込んでいきます。

地面の一番深いところまで打ち込まれる杭先端「先端翼」と言われる部分・・鋼管の先端に”拡底翼”がある事で、支持力と施工性がUP。




ボーリングを始めました。地面に鉄の棒や筒を打ち込んで・・地盤の強さを調べたり、地中の土を採取して地質を調べたり・・3日程掛けて10m程度下にあるだろう支持地盤まで掘ってゆきます。コンクリート造などの・・自重が重たい建築物などをつくる際には、その建物直下となる部分の地盤調査は・・必ず行なわなければなりません。その調査データをもとに・・建物の構造設計を進めていきます。