「阪南の家」-契約図

設計中にやりとりした・・各室、各箇所に対する要望決定事項のまとめ

2月末、見積り依頼のため工務店さんに”図面渡し”をしてから1ケ月ちょっと・・堺市のC工務店さんに工事を正式に依頼する事を決定。想定金額より少しだけ出てしまいましたが・・なんとか無事に着地。工事契約に向けて「見積図」を「契約図」に修正中・・その際に、これまでの間・・打合せで決定してきた各項目を再チェック。設計への要望に対して「設計漏れ」がないか再再度・・確認。

周辺とのバランスや距離感を・・把握するために作った「100分の1の模型」

巾4mの位置指定道路の突き当り「準防火地域の木造3階建て」・・”準延焼防止建築物”のため、普通の木造建築より外壁や外部建具に防火仕様の規制が掛かったのもコストアップの要因の1つ・・・計画地は大阪市内駅近という事もあり、周辺地域では大きなマンションがどんどん増えて・・背の高い建物が多くなりつつあるエリア。

「阪南の家」

昨年より進めていた計画の実施設計がいよいよ大詰め・・トリムデザインでは作品例があまり多くない、建て込んだ住宅地での建替え案件。築50年近い住み慣れた家を撤去しての新築。隣家との距離が近いエリアでの木造3階建て・・1階玄関から2階3階の光庭まで、ひと繋がりとなった・・コンパクトではあるけれども空間の広がりを感じられる、落ち着きのある居心地の良い・・家となるはずです。