建築展とワークショップのお知らせ

『建築家のしごと2』に参加します。
期日;2015年12月9日(水) – 13日(日)(9:00 – 17:00)
会場;倉敷市立美術館 2階 第3展示室
参加者;14名の建築家と写真家

ワークショップ 

「倉敷市立美術館 (旧倉敷市庁舎)」の建築探訪
開催日;12月12日・13日
開催時間;14時~(一時間半程度)
集合場所;倉敷市立美術館 2階 第3展示室入口
定員;30名程度(予約優先)

期間中の土日に行われる建築探訪ワークショップをトリムデザインが担当します。

日本の建築界を代表する建築家である、丹下健三の代表的な建築作品のひとつであり、日本近代建築の秀作・・「倉敷市立美術館 (旧倉敷市庁舎)」。倉敷の方にとっては、慣れ親しんだ建物・・しかし、見慣れた建物であるが故に、その魅力や価値を見逃しているのでは !?

町家や倉が建ち並ぶ、歴史的な街並みは倉敷の大きな魅力のひとつではありますが、古い建物だけではない、倉敷の街のもう一つの大きな魅力・・それがこの「倉敷市立美術館」であり、さらに言えば、道路を挟んで建つ・・近代建築の秀作 「倉敷国際ホテル」と「大原美術館 分館」・・これらも含んだ1960年代の名モダニズム建築と古い街並みの対比。 これこそ倉敷という街の・・隠れた大きな魅力なのではないかと常々考えています。

今回の建築探訪を機会に、「倉敷市立美術館」あるいは 「モダニズム建築」について・・ その魅力や価値を再発見・・あるいは新発見・・して頂く事が出来れば良いなぁと思っています。

日ごろ、一般に公開されていないところも見学予定ですので、この機会にぜひご参加ください。
なお、13日は講堂の見学が出来ませんので、講堂の見学を希望される方は是非12日にお申し込みください。
また、参加の際には、歩きやすい靴でお越しください。

「建築探訪 133」-Yamaguchi 2

山口県立山口博物館

「山口県立 山口博物館(’67)」を探訪・・設計は坂倉準三建築研究所
(上写真) メインアプローチとなる外部大階段の境壁に開けられた不思議な開口・・不正形なカタチに、角度を変えた切り込み・・goodです。

山口県立山口博物館
東側外観、建物正面を見る。もともとは全て・・コンクリート打放し仕上げの建築でしたが、今は一部分を残してタイル張りとなった建物外観。アプローチは右手にある外部大階段を上がった2階から
山口県立山口博物館
建物正面である東側外観とは、ガラッと雰囲気の変わる・・北側外観を見る。北側の外壁仕上げはボード張り・・硬軟強弱の付け方が・・goodです
山口県立山口博物館
1階ピロティ部を見る。左手奥に見えている屋外大階段・・いまは鉄骨造ですが、もともとはコンクリート造、打放し仕上げ・・だった様です
山口県立山口博物館
1階ピロティ部、ビビットな天井の色彩。もともとのデザインがこの色であったのか・・どうかは分かりませんが・・goodです
山口県立山口博物館
1階ピロティ部より敷地奥を見る。敷地奥には春日山・・敷地の環境条件から導き出されたという建築形態のイメージは “敷地に架け渡された橋” 

「建築探訪 132」-Fukuoka

福岡市美術館

「福岡市美術館 (’79)」を探訪・・設計は前川國男。32m角×高さ12mの”タイル張りの四角いヴォリューム” の展示棟を見上げる・・上部から斜め張り、縦張り、横張り・・全体の構成としては、この “タイル張りの四角いヴォリューム” が4つ、L型に雁行しながら配置・・その間を大きなエスプラナードやエントランスロビーで、繋ぐカタチ。”タイル張りの四角いヴォリューム” には、寄棟屋根が乗っていますが・・地上からは見えません。

福岡市美術館
北側のエスプラナード(散策路)より見る。福岡市民の憩いの場である、大濠公園の美しい環境を眺めながら、大きくゆったりした階段で・・大きな屋外彫刻作品に出会ったりしながらブラブラ・・2階エントランスロビーへ
福岡市美術館
南側のエントランスを見る。こちらから建物にアプローチする人は、2層分の建物を見ながら・・1階エントランスロビーへ
福岡市美術館
北側のエスプラナード部の2階より、中庭の大きな開口を見る。中庭の向こうにはエントランスロビーの吹抜けが見えます、その向こうに南側エントランス・・ヴォールト(蒲鉾型アーチ)状の屋根天井は、コンクリート打放しの “斫(はつ)り” 仕上げ
福岡市美術館打ち込みタイル
(左) コンクリートヴォールトの天井で抑えられた、落ち着きのある2階エントランスロビーを見る。(右)外壁の詳細を見る

前川國男こだわりの「打込みタイル」・・これは「釉薬」のかかった「磁器質」で「PC版」・・「前川國男の打込みタイル」は年代を経てバージョンアップ・・。

「建築探訪 131」-Yamaguchi

山口県立美術館

「山口県立美術館(1979)」を探訪・・設計は鬼頭梓(1926-2008)さん。エントランスへと向かう・・建物正面&広場がスパッと迎えてくれます。煉瓦ヴォリュームの南北に細長い美術館は、鬼頭さんの師匠である前川國男の「熊本県立美術館 (’77)」を思い起こさせる・・

山口県立美術館
煉瓦積みの壁面の中に・・コンクリート打放しの楣(まぐさ)が効いています
山口県立美術館
建物正面の下部を見る

ピロティ下の建具は当初のものではなく・・フレームレスな現代的なガラス建具にリニューアルされていましたが・・上部煉瓦ヴォリュームとガラスの対比感が当初よりも強まっていて・・goodなんではないでしょうか。(開館30年を期に2012年に大改修)

山口県立美術館
ピロティ部に増築された・・ショップ部を見る。ガラスの角に穴を開けて、支持金物のみでガラス面を固定して支える・・DPG工法による、フレームレスなスッキリデザイン
山口県立美術館
玄関を入った正面の1階ロビー・・大きな開口(西面)。ロビーから1段上がった場所にはカフェ。その向こうの外部は屋外展示場。来館者はロビー正面の壁に突き当たり、目的別に左右(南北)に別れていく・・
山口県立美術館ロビー
1階ロビーから、大きな長い斜路(北側)を上がり展示室へ・・そこからさらに斜路で上階の展示室へ

左右対称で南側にも同じカタチで斜路が配置されている。この美術館の建築構成の要は、やはりなんと言っても・・建物中央に配置された斜路。(斜路が建築構成の要となっている建築といえば、鬼頭さんの師匠の師匠による・・この作品!!)

山口県立美術館ロビー
1階ロビーを見る

階段は一切使うことなく、斜路だけにより展示室を巡る構成は・・気分の断続を強いられる事なく各展示室を歩き回れる連続性を・・鬼頭さんが重視された様です。美術館設計にあたり・・萩焼きの窯元や香月泰男のアトリエ、市内の古い社寺・・様々な”山口”の場所を、訪ね歩き・・”山口”の美術館を模索されたそうです。

山口県立美術館カフェ
カフェを見る

今は深澤直人デザインの椅子が並ぶ、おしゃれなスペースですが、もともとはこの場所もロビーだった様です。美術館設計の経験がなかった鬼頭さんは・・その不安を師匠(前川國男)に相談したところ・・前川が鬼頭に与えたアドバイスとは・・「何も教える事はない、物と人に聞け!!」・・物とは美術品、人とは学芸員。

山口県立美術館ミュージアムショップ

師匠である前川と同じく、建築家の職業倫理観に厳しかった鬼頭の言葉。
「デザインの自由は、常にクライアントと社会のために行使されるという限界を超えることは許されない」・・建築家のエゴやデザイン至上主義への戒め、社会/生活/人間/建築の関係性を増進する為のデザイン・・

「建築探訪 129」-Finland 20 / ALVAR AALTO 15

アルヴァアアルトミュージアム

アルヴァ・アアルト設計の「アルヴァ・アアルト・ミュージアム (1973)」を探訪。ユベスキュラ教育大の南・・勾配のついた敷地に建つ、窓の少ない外観の建物。正面まで辿り着くと・・竪繁げなその壁の構成が目を引く。建物正面にあたる南側外観は三面鏡を開いた様な外壁の構えだが、アシンメトリー&折れ点での微妙な段差・・シンプルそうに見えて、細かな工夫が見られる・・外観のデザイン。(上写真 南側外観を見る)  

アルヴァアアルトミュージアム
竪繁げの・・壁詳細を見る。いつもいつもの蒲鉾型タイルと、横長フラットな磁器タイルによる組合せ。外壁右上の壁から浮いている”飾り”は、ルーバーの様ですが・・   なんかKITTEのサインに似てたりします? 
アルヴァアアルトミュージアム
いつもとは違う、平タイルと組み合わせた・・蒲鉾型タイルの使い方
アルヴァアアルトミュージアム
控えなエントランス扉・・大理石の袖壁のラインも、斜めにピューッといってグッグッっ・・といい感じでアアルトらしいデザイン

全体の平面形は一言二言では説明できない様な多角形。平面構成においては、この建物より少し前に計画が始まっていた「ラハティの教会」にも通じるものがあります・・展示や祈りの為の大きな主空間 + 諸室や設備の為の小さな機能空間が適宜適所で従属・・というカタチ。全くの自由にも見える多角形の平面構成も・・実は敷地の高低差に適応させようとした設計の工夫だったり・・

アルヴァアアルトミュージアム
2階の展示室を見る。大きなハイサイドから落ちる光で満たされた空間・・光を受ける面の “傾斜した木製壁” が内部空間のチャームポイント。所々がルーバー状になっている2段構成のうねる木製壁面・・この印象的なデザインは、言わずと知れた「NY博 フィンランド館」からのデザイン!!
アルヴァアアルトミュージアム
“傾斜した木製壁” の詳細を見る
アルヴァアアルトミュージアム
このミュージアムの”展示ケース”が、何ともgood。ピロティ状になったグレーな箱が幾つも並んでいて・・その箱には図面やスケッチ、写真や模型など様々な物がコラージュ・・貼り付けてあったり、直接描かれていたり、凹んでいたり・・何とも手作り的な感じさえも有るんですが、とても楽しげな・・”展示ケース”
アルヴァアアルトミュージアム
右側の展示ケースには・・ヘルシンキより東へ300km、ロシアとの国境線近くの小さな町”イマトラ”に有る(今回の旅では見に行く事ができませんでしたが)・・「ヴォクセンニスカの教会(’58)」の断面模型が貼り付けられています
アルヴァアアルトミュージアム
展示ケースの中にアアルトデザインの有名な照明器具や・・「NY博 フィンランド館 (’39)」のインテリア模型 !!!

ピューッといってグッグッといい感じのカウンターがある・・1階のカフェを見る。残念ながら、ゆっくりとここでお茶する時間も・・このカフェの窓から見えるくらいすぐ側にある同じくアアルト設計の「中部フィンランド民俗博物館(1962)」をゆっくりと堪能する時間もなく・・次の探訪場所へと出発・・

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美の館

大原美術館看板の設計
サイン工事・・ステンレスの切文字。「美の館」ではありません
ある意味、美の館ではありますが・・
大原美術館看板の設計
この大原美術館のマークは・・かの芹沢銈介に師事し、90才をこえても今なお、現役の染色工芸家として活躍されている柚木沙弥郎さんの手によるものだそうです・・柚木沙弥郎さんは、芹沢銈介さんに弟子入りするまでの数年間、大原美術館に勤めていたそうです・・70年近く前の話
大原美術館看板の設計
現状・・こんな感じで、やや寂しい & 分かりにくい・・
大原美術館看板の設計

こんな感じに。マークや文字は、これまで美術館でずっと使われてきたもので・・デザイン的にはとてもとてもgoodだと感じていたので。 t/rim designにて行ったのは、レイアウト/素材/ディテールの監理調整だけですが。柚木さん作の大原マークは・・以前からとてもチャーミングだと思っていたので・・ 通常の使い方よりもバランス的には、大原マークをやや大きめにしてみました。

大原のSUIREN

大原美術館の睡蓮

大原美術館の中庭で、咲いていた睡蓮・・ キレイな形です。仏ジヴェルニーにあるモネ邸の池から株分けされたもの・・モネもこんな感じで、水面を飽きること無く眺めていたのでしょうか・・美術館でモネが描いた「睡蓮」を見た後、中庭でリアルなジヴェルニーからの睡蓮を見て感慨・・というコースも良いのでは。

展覧会 2014

週は、建物や展覧会などを見に東京へ・・ 2010年に出来た「武蔵野美術大学 図書館」を建築探訪するのがメインでしたが、思っていたより楽しかったのが、品川にある・・「原美術館」

東京ガスや日本航空の会長、営団地下鉄の総裁なども歴任した実業家 “原邦造” の私邸 (コルビュジェと同年生まれの、建築家 渡辺仁が設計。1938年竣工。)を、現代美術中心の私立美術館としてリニューアル・・1979年に開館。渡辺仁の建築といえば「旧 服部時計店(1932)」や「東京国立博物館(1937)」など・・どちらかと言うと “歴史主義様式” の建築のイメージが強いが、こちらは完全な “初期モダニズム” の住宅建築。

開催中の展覧会( – 10/13 )は、「Art Scope 2012 – 2014」- 旅の後もしくは痕 ・・  日本人アーティストがドイツに数ヶ月滞在、ドイツ人アーティストが日本に数ヶ月滞在・・異国での様々な体験<旅> の後(痕)に、製作された新作・・を発表する展覧会。ダイムラーファウンデーション・イン・ジャパンによる文化芸術支援活動。(上写真) たくさんの白い紙風船が床に散らばる様に並べられた、リタ・ヘンゼン「天より落つ」。住宅らしい局所的なスペースに合わせてインスタレーション・・かつ屋外の庭にある杉本博司の”竹箒垣根” を借景。

なんでもない照明器具が壁に2台・・ どこが作品なの? という感じなのですが・・ 近づいてじっと見ると・・​電球の中に、街灯が立つ小さな風景が在る・・という繊細なインスタレーション・・   今村遼佑「真夜中の8月通りで」
窓際に置かれたテーブルと、天井から吊られた照明器具・・ どこが作品なの? という感じなのですが・・ じっと静かに待っていると、小さな音が聞こえてくる・・という繊細なインスタレーション・・ 今村遼佑「やがて雨は静かにノックする」
乱雑な鑑賞者ならば、見逃してしまう様な・・見るものの感覚を試すような・・耳や眼を凝らして・・<作品化された空間や時間>を感じ取る・・繊細なインスタレーション作品はgoodでした。(来館者がほとんどいない平日だからこそ・・静かに楽しめたけれども、来館者が多い時も楽しめる作品なんだろうか・・)

原美術館では、元住宅という事をうまく利用した展示スペースがgoodでした・・広々スパッとした美術館とは異なり・・ トイレや物置、廊下やサニタリーなど・・通常では考えられない様な局所的スペースに・・様々なインスタレーションが設置されていて・・楽しかったです。(上写真)3階の物置部屋のような小さな空間にある・・作品のアーティスト名が、壁の下の方に・・控えめに書かれているだけ、という案内表示も・・goodです。

「建築探訪 108」-Finland 1 / Helsinki

ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」

フィンランドの首都ヘルシンキの中心地にある・・ ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」。1993年の国際コンペで選ばれた米国人建築家スティーブン・ホールによる設計で、1998年に完成。美術館の周辺には国会議事堂や国立博物館、サーリネン設計のヘルシンキ中央駅、アアルト設計のフィンランディアホールなど・・ヘルシンキの主要な建築が集まる中枢的エリア。 
(上写真) 緩やかな弧を描くチューブを切りっ放しにした様な北側ファサードを・・広場より見る。素晴らしい青空&芝生。 

ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」

エントランスのある南側ファサードを見る。左右非対称の不規則なバランスによる建築構成が特徴的。2つのヴォリュームに挟まれ少し窪んだ中央部分がエントランスホール。右側のヴォリュームは弧形チューブ状で・・ヘルシンキの太陽軌道に基づいたカーブを描きながら、北側ファサードまでひと繋がりとなっています。左側のヴォリュームは矩形状で・・真っ直ぐに伸びていき、右側のヴォリュームに交差貫入(Chi-asma)していきます・・ 

ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」

2つのヴォリュームに挟まれた、明るい壮観な光景のエントランスホールを1階より見る。両側のヴォリュームと相関しながら、緩やかなスロープで展示室間を巡ってゆく構成となっています。散策的に空間を経験出来て・・充分に建築を楽しめました

ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」
(左) スロープを上がった2階よりエントランス方向を見返す。 (右) 廊下より展示室への入口を見る。壁や天井といった空間の構成要素のデザインは大胆なのですが・・ 扉や手摺などの小スケールなパーツにはクラフト的ともいえる様な、細やかなデザインがなされています。 
ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」
南側向きの大きな開口に面した2階ロビーを見る
ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」
北側向きの大きな開口に面した、5階大展示室に入る前のロビー的空間

最上階である5階の大展示室を見る。低い角度から入ってくる光を誘い込む様に・・大きな弧を描く建物外形なりの天井、ダイナミックなトップライト。一見まっすぐに見える壁も、外形なりの緩い曲面・・ 曲面壁上部にはハイサイド窓 (両側の壁に書かれている文字はアート作品です)。静謐でありながら劇的でもある・・大スケールの展示空間・・ そこに設営されていたアート作品も相まって(壁の仕上げを削り落として文字を書くというMarja Kanervoさんの作品)・・ カッコイイ空間でした!!!   
この建物のコンセプトのひとつでもある「中間スケールの排除」という考え・・建物の構成要素を大スケールとする事で、中間スケールを占めるものとなる芸術作品がニュートラルな壁の量塊と対比され・・そして得られる “沈黙” ・・それこそがこの建物の諸空間のコンセプトだそうです・・  

ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」
メインエントランスの扉を見る。多くの人が触る事で、変色していく扉の引手・・ 職人が作ったような形と風合い・・大きな建物でも小スケールな部分・・ヒューマンスケール的なディテール・・への配慮も忘れられていません
ヘルシンキ現代美術館「キアズマ」
建物西面を見る。街に面した気持ちの良さそうなテラス席は美術館のカフェである「Café Kiasma」の屋外席。ヘルシンキはフインランドの首都であり、人口は60万人、周辺の都市的地域までいれて120万人規模・・100万人以上が住む都市圏としては・・北緯60度に位置する、欧州最北の都市
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