洗面/浴室のリフォーム・・

リフォーム前

大きな洗面台だけど・・築20年近くで、色々と古い感も出てきて・・そろそろという感じで、洗面室&浴室をリフォーム・・

洗面所のリフォーム
リフォーム後

容量の大きな、天井いっぱいまでのウォールナット突板の壁面収納棚と、奥行きのあるクォーツストーンの洗面カウンター・・正面には間接照明のついた鏡面収納棚。

洗面所のリフォーム
リフォーム後

壁には縦長のデザインタイル。床は大理石調のサーモタイル(冬でも冷たくならない)・・丸い洗面ボウルと立水栓はCERAのスタルクデザイン。

リフォーム前

一番の難点は、浴槽縁が大きくて(高くて)・・跨ぐのが危なかった!!。窓の位置と大きさも、どうも落ち着かない感じ・・何枚かのタイルは劣化で、割れたりもしていて・・

バスルームのリフォーム
リフォーム後

跨ぎやすい浴槽縁に変更・・人造大理石の浴槽は、”鋳物ホーロー”に変更・・浴槽廻りとカウンターには”十和田石”・・洗面と揃えた”縦長デザインタイル”・・壁面を照らす間接照明。

バスルームのリフォーム
リフォーム後

「ユニットバスで簡単にリフォーム」してしまうという方法もあるのですが・・しかしやはり、石やタイルや鋳物といった存在感のある素材で造られた”在来浴室”の方が・・・goodです。

「gangukan 中庭改修」-竣工

日本郷土玩具館中庭
リフォーム後

建物に挟まれた室内だった場所を、中庭に改修。坪庭も仕上がり・・竣工。

リフォーム前

建物に挟まれたスペースには・・“鉄骨ガラス屋根”が掛かり。大きな“ガラスに囲われた坪庭”がありました。(長年この屋根には雨漏りと暑さで悩まされ、坪庭は雨水の処理に不具合があり・・なくなってスッキリ、全ての悩みが解消されました)

日本郷土玩具館中庭リフォーム
リフォーム後 鉄骨ガラス屋根は全て撤去

一部に新しい庇(美観地区の景観に合わせたクラシックな瓦屋根)を新設。坪庭だった場所の半分には、”衝立ての壁”を設け・・”手洗い”と”トイレ”を新設。庇以外の部分にも・・漆喰塗り、張り瓦、なまこ目地、板戸などなど・・美観地区に調和した意匠と素材で仕上げる・・ことに配慮をしました。

日本郷土玩具館中庭
リフォーム後

中庭の奥には・・児島の高田織物さんが手掛ける畳縁と関連グッズのお店「FLAT」さん。4.5帖程あったガラスで囲われた坪庭は・・1.5帖程になりました。

日本郷土玩具館手洗い
リフォーム後 新しく設けたトイレ前の”手洗い”を見る

4月の初めに開始した”防災設備リニューアル工事”から始まり。「この中庭の改修工事」と「倉2階の改修工事」・・「サイン工事」や「エアコンのリニューアル工事」などなど・・”小さな改修工事ばかり”でしたが・・おおむね6ケ月、これで一段落。

「gangukan 中庭改修」3

まるでキャラメルのような・・形と色の手洗器「Cube42」(Made in italy)、改修で新しく設けたトイレ前。スイッチプレートは「角出しアルミ型材&グレースイッチ」・・壁の300角タイルに合わせて、300角ミラー。

設計デザインの意図を汲んでいただき・・ちょっと手のこんだ作業。タイル1枚1枚にマスキングを施しての「目地押さえ」・・

外壁の左官仕上げ「”やや押さえ”ながら”引き摺る”ような」肌理と同じ調子で・・タイルとタイルの間も仕上げて頂く。幅10mmの目地、1本1本を「押さえながら引き摺るような感じで」仕上げる。改修工事はこれでほぼ終了・・猛暑が続けく中、頑張って頂いた・・職人さんに感謝感謝。

「gangukan 中庭改修」2

小改修工事と言いながらも、3ヶ月が経過。室内だった部分が屋外となった為に・・屋外に面した開口部には新たに庇を設置・・敷地内、中庭部分なのですが・・美観地区の景観に合わせた、クラシックな庇。

他の部分も、美観地区に合わせた意匠と素材・・瓦張り、なまこ目地、漆喰塗り、板戸などなど。

左右の建物に挟まれた中庭部分。屋根を取ってしまって2ヶ月、屋根があった頃の以前のイメージは、もう記憶から遠ざかってしまいました。正面の”衝立壁”が・・新設となるトイレのスペース。

“衝立壁”には、あまり主張のない控え目なタイルを選択。コテが壁に張り付いています。

「gangukan 中庭改修」1

店舗を営業しながらの工事・・2ヶ月が経過。感知器や自火報などの防災設備の工事から始まり、店舗部分の改装工事、サイン工事などなど・・左官屋さん、瓦屋さん、大工さん・・職人さんが四六時中、出たり入ったり・・

(上写真)畳縁の生産で国内シェアの35%以上を占める児島の高田織物さんが手掛ける・・畳縁と関連グッズの専門ショップ「FLAT」が新しくOPEN。

3棟の建物に囲われた谷間の様な場所に屋根が架かっていた・・もとは室内だった部分。屋根を撤去して、トイレの新設工事、中庭へのリニューアル工事、瓦屋根や板金屋根の改修工事などなど・・雨水処理が難しい。

屋根が癒着していた部分は・・もともとの姿(屋根が掛かっていなかった40年程前の状態)に戻すための工事を行なっています・・

瓦張りは・・1枚1枚、職人さんがコツコツと・・とても時間が掛かる工事です。巾木は、モルタルの擬石仕上・・既存部分(上写真の左側)に合わせるカタチなんですが・・昔の人の擬石仕上、この感じの良さに迫れるかどうか・・

ぐっとずっとの賞・・

備前市にて・・2年程前に手掛けたリフォーム「福田の家」が、住宅コンテストにて優秀賞を頂きました。👏👏👏
築20年の2世帯住宅のリフォーム、昔ながらの風情が残る良好な環境に建つ計画として、落ち着いた感じの改築で、比較的に地味ともいえる作品だったのですが、審査委員の村上徹先生から高評価を頂き・・有難い限りです。そしてもちろん”お施主さん”に感謝感謝。

「福田の家」- 竣工

備前市でのリフォーム工事・・基本的には昨年末で無事竣工。しかし、土塀の漆喰仕上げ・・中塗りの土が乾いてからとなるので・・竣工写真はもう少し暖かくなってから、となりましたが・・とりあえず、お疲れ様でした。   

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「福田の家」- 外構工事

カーポートが上棟しました・・

巾が7m・・小さめの車ならば3台でも並ぶサイズ&中間に柱はなし・・スパンが大きく木造では厳しいので、鉄骨造。
仕上げは板張り。存在感のある既存石塀と土塀・・さらに新たな板塀。石塀はそのままとしますが、土塀は漆喰塗りでリニューアル。敷地が大きいと外構工事にもお金が掛かります・・ 床は豆砂利舗装。
(右写真) 2階の耐震補強・・クローゼットから物を全部出して、壁を剥がし、柱梁に金物補強を付けて補強、構造用合板で補強。さらに仕上げでシナ合板張り・・手間が掛かりますが耐震性はUP。

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「福田の家」- 仕上工事2

リフォーム工事も、いよいよ終盤・・と言っても1階だけですが。1階が終わると・・2階と外構の工事へ。住みながらのリフォームは大変・・一番お疲れなのはお施主様・・とりあえず1階はもう少しなので・・頑張りましょう。
(上写真 左)リビングより100mm下がったテラスを見る。  
(上写真 右)室内から玄関土間を見る。

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「福田の家」- 仕上工事

壁天井のボードが張られ・・だんだんと仕上がってきました。リビングよりテラスを見る、テラスの向こうはお庭。まだまだ日中は、暑いのですが・・お庭から風がそよそよと入ってきます。
(左) ユーティリティを見る。右手には造り付けの作業机&洗濯コーナー・・棚上部には夏が終わると邪魔になる扇風機などをしまって下さい。左手は室内干し用の長~い・・ハンガーパイプ。
(右)玄関よりテラスを見る・・軒を支える柱は、三つ割りでランダムに配置。足元はしっかりとステンレス巻き。

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