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年明けよりの着工が決まった「南畝の家」・・「母屋」と「離れ」からなる旧家、「離れ」を手掛けさせて頂いたのが25年程前。今回の計画では・・子供たちが独立した夫婦のために、これまでの生活の中心であった「離れ」の”つなぎの場”でしかなかった、やや暗かった場所を・・これからの生活を更に楽しめる・・明るくフレッシュなスペース・・「繋ぎ」として改修。
年明けよりの着工が決まった「南畝の家」・・「母屋」と「離れ」からなる旧家、「離れ」を手掛けさせて頂いたのが25年程前。今回の計画では・・子供たちが独立した夫婦のために、これまでの生活の中心であった「離れ」の”つなぎの場”でしかなかった、やや暗かった場所を・・これからの生活を更に楽しめる・・明るくフレッシュなスペース・・「繋ぎ」として改修。
LGSとは・・Light Gauge Steelの略。現場では「軽鉄」と呼ばれる材料で・・・規格物の軽い鉄材を用い、壁や天井の下地を組み上げていきます・・LGSは非常に軽く、施工性と経済性に優れていますが、木材のように部分部分で様々な細かな細工を施すような事が難しい面もあります・・
待合室とエントランスの間は制作物のスチール製「自動ドア + FIX窓 + 自動ドア」。合板の上に床置きされているのは壁から持ち出す棚板用の補強プレート・・LGS壁だけでは「棚」を支えられないので、LGS壁下地では・・このような補強が各所で必要となってきます。
天井は音の反射を避けるため・・「プラスターボード下地貼りの上、岩綿吸音板」にしています。通常、岩綿吸音板だと天井の色は・・「白色のみ」となってしまいますが、今回は壁色に合わせて「薄いグレーに塗装済み」のタイプを用意。それに合わせて「廻縁」も同色にしたいので・・「フクビ」は避けて「木製」で制作。フクビだと色が「白色のみ」となってしまいますが・・木製だと形も色も自由に出来るので。
今年の初めより計画を進めていた・・クリニックの工事が始まりました。天井材を落とし、床材を剥がし、間仕切壁などを撤去解体・・
もともとは高齢者施設だった建物を・・延床約200㎡の内科小児科に全面改修。コロナ禍に対応した・・”発熱等の体調不良の症状がある方”専用の診察/待合も設けた・・クリニックになります。
遺跡のような不思議な形・・改修の場合、普通だと既存土間コンクリートの上に配管をして、水廻りスペースは1段床が上がる事が多いのですが・・・床を上げずに水廻りスペースを設ける為に、既存土間コンクリートに切り込んで・・配水管等を設置。