ブルレック兄弟「パリセイドチェア」

今回の計画でチョイスした屋外用家具・・・(パリを拠点に活躍するフランス人兄弟デザイナー)ロナン&エルワン・ブルレック「パリセイドチェア」。その名の通り「柵」をモチーフとしたであろうデザインは・・シンプルながらも飽きのこない、どんなシチュエーションにも不思議と馴染む・・まさしく”柵”という名に相応しい、堅牢ながらもニュートラルな存在感のデザイン・・goodです。

家具、照明器具、テキスタイルなどなど、様々なジャンルのプロダクトデザインを・・ヴィトラ、カッシーナ、フロスなどの一流メーカーと共に手掛け・・数多くの秀逸な作品を生み出し続けるブルレック兄弟の作品の多くは・・世界中のデザインミュージアムでパーマネントコレクションになっています。

バルコニーのリフォーム・・3

今日は鉄工所にて「プランターボックスカバー」を試作&相談・・リビングが面するワイド8mのバルコニーを緑化・・手前のプレートは、鉢植えが見えないようにカバー・・奥のプレートは、空だけが見えるように周辺の余分な景色をカバー・・屋外雨ざらしなので、錆防止の為、全てをステンレス部材で作る・・計7台ほどを制作予定・・

仕上げは・・チャコールグレーで焼付け塗装ですが・・この塗装前の「2B」と言われる状態の、なんとも「鈍い光沢感の素地感」が・・意外とgoodです。

ステンレス仕上げには・・よく使う「HL」「バイブレーション」「鏡面」のほかに・・「ダル」「エッチング」「ブラスト」「酸化着色」などなど・・仕上げの種類が、結構豊富なのに驚かされます。

ゲストルームの改修・・2

改修工事もあと少し・・今日は電気系設備の機器設置工事塗装工事・・(上写真)バルコニーに面した既設アルミドアの内側に「木製内扉」を設置。部屋全体の照明方式は・・壁/天井の入隅に設けた、LEDの間接照明(調光調色式)を採用。

今回の改修工事では・・”既設建具枠”の「形や大きさはもとのまま」ですが・・新しい部屋の色に合わせて、濃茶色だった建具枠を”淡いグレー塗装”に改修。(上写真)壁は細かめの肌理で、梨地調のテクスチャが・・優しい感じを醸し出す「左官塗り仕上げ」。間接照明納まりの天井入隅・・見切縁はテーパー形状の加工を施した木枠を塗装仕上げ。
このあまり見かけた事のないスイッチは・・遠藤照明さんの商品。なかなかカッコいいです!!!。
小径な75mmの・・ピンホール型ダウンライトを、トライアングルな形で設置。器具のエッジが薄く、なかなかgoodな商品です。白い器具に取られた細い目地のデザインが・・なんか”微妙にロボット的な感じ”を出していてイイなぁと感じるのは・・私だけでしょうか?。

ゲストルームの改修・・

年が明け、1月半ば頃から取り掛かっていたリフォーム工事・・

工事は佳境に入り・・今日は「建具の切り込み」・・”切り込み”とは「建具の取り付け作業」の事です。工業製品的な大量生産の既成品建具ならば、取り付けも簡単なのでしょうが・・一品物の制作建具では、”建具を取り付ける”のは・・文字通り「切り込み」という感じです。

職人さんが手に持っているのは「隠し丁番」という金具・・開き扉を閉じた状態だと、建具を支えている金物が全く見えなくなるという優れもの・・この金具の形に合わせて、少しずつ微調整しながら木材を現場で削っていく・・
床から天井いっぱいまでの高さがある「ウォールナット無垢材の4連間仕切戸」。建具上部を通常の鴨居で納めてしまうと、建具をしまっている時に鴨居材が目立ち過ぎるので・・なるべくレールが目立たない、最小限ミニマム・・「鴨居レス」な建具上部の収まり・・細いレール間の狭い部分にも、他の天井部と同じ仕上材を施してもらう・・レールの設置が非常にシビアでした・・
出入口の扉や、クローゼット扉などの建具には・・「グレー染色されたオーク練付け材」を使用・・小口の無垢材部分にも面材合わせの塗装を施していきます。上の写真に見えるステンレスの金物が・・通常、建具を支えている・・“隠してない”丁番・・耐久性の高さが求められ、大きさもある出入口扉などには、こちらの金物を使用します。

バルコニーのリフォーム・・2

鉄筋コンクリート造の建物の最上階バルコニー・・”スクリーン工事”の続き・・東面を終えて、残るは南面。右手の南面には陽がサンサンと当たり・・乳白のフイルムを挟み込んだガラス面が・・拡散光で明るい。東面8枚南面8枚・・計16枚のガラスを嵌め込む工事・・残るは2枚!!!!!

あらかじめ4箇所の穴が開けられたガラス・・とても強固なガラス(厚さ10mmの強化合わせガラス)なのですが・・ガラスの小口という物はとても弱く・・特に強化ガラスの小口は弱い・・コツンと金属部に当てでもしたら・・一瞬でコナゴナ!!!!!。ですので職人さん達も・・慎重。
最後の1枚・・ほぼ冬至、ほぼ正午・・角度がとても浅い、この時期の太陽光・・幅3.5✕高さ2.5m程の、大きな乳白ガラスの逆光面で、人影を見ていると・・高松次郎の”影絵”のよう?・・
16枚すべてのガラスを嵌め込み、最後の調整と塗装のタッチアップ・・・後はテラス用の家具(ガーデンチェアー&テーブル)を据えたり、植栽による緑化(自動潅水)をしたり・・などなど、もう少し付属工事が残っています。

バルコニーのリフォーム・・

鉄筋コンクリート造の建物の最上階・・少し広さのあるバルコニーのリフォーム。すでに屋根部の補修、フレーム部の再塗装、屋根の新設、床面の改修などの工事を行い・・いよいよ今回のメイン工事のひとつとなる「スクリーン工事」が始まりました・・

まずはクレーンを使って、幅1.7m✕高さ2.4mほどのスチール製フレーム4枚・・外部からバルコニー部へ直接・・搬入。
4枚のスチール製フレームを・・コンクリート柱梁にしっかりと固定東面と南面に2枚のスクリーンを設置・・
スチール製フレームには・・錆止め処理をした上に、耐久性の高い樹脂系の塗装を施しているのですが・・塗装面の“この微妙な肌理”がいい感じです!!!!!。この絶妙なテクスチャはどんな風に塗装すれば出るんだろうか・・
スクリーンに嵌めるガラス・・「割れても安全な強化ガラスの・・合わせガラス」。強化ガラスと強化ガラスの間に、飛散防止フイルムを挟み込んで・・厚さ10mmほどの1枚ガラス、としたものです。とても強くて安全!!!!!・・工事をお願いした「Y金物のY氏」曰く・・「ハンマーで叩いても、簡単には割れないと思うよ!」との事。
あらかじめ4箇所の穴が開けられた、幅800mm✕高さ1100mmのガラスまずは東面に8枚固定していきます。1枚1枚・・「金物」で固定していきます。風の抜けや変形時の破損予防を考えて・・ガラスの四周には19mmのクリアランスを取っています。
横桟の16φ丸鋼にガラスを固定していきます・・パッキンとしてのゴムと補助座を介して・・ガラスを「金物」で固定。金物オリジナルの丸型取付座・・ガラス1枚に対して4箇の取付座。後は南面・・

2021年夏までの仮店舗・・

トリムデザインでは、その様な案件は少ないのですが・・今回は大急ぎ!!!。現場調査から・・GW10日間を挟んで、実質1.5ヶ月ほどの間で、作図&見積&着工・・完成へ。様々な事を即決即決!!!。
2021年夏「本店舗OPEN」までの仮店舗だけど、2年ちょっと・・仮とは言いながらも業務に必要な”モノとスペース”は一揃い必要な訳で・・(こうしたい、ああしたいは色々あるけれど、)最小限の工事で、出来るだけ・・使いやすく、気持ちよく。

洗面/浴室のリフォーム・・

リフォーム前

大きな洗面台だけど・・築20年近くで、色々と古い感も出てきて・・そろそろという感じで、洗面室&浴室をリフォーム・・

洗面所のリフォーム
リフォーム後

容量の大きな、天井いっぱいまでのウォールナット突板の壁面収納棚と、奥行きのあるクォーツストーンの洗面カウンター・・正面には間接照明のついた鏡面収納棚。

洗面所のリフォーム
リフォーム後

壁には縦長のデザインタイル。床は大理石調のサーモタイル(冬でも冷たくならない)・・丸い洗面ボウルと立水栓はCERAのスタルクデザイン。

リフォーム前

一番の難点は、浴槽縁が大きくて(高くて)・・跨ぐのが危なかった!!。窓の位置と大きさも、どうも落ち着かない感じ・・何枚かのタイルは劣化で、割れたりもしていて・・

バスルームのリフォーム
リフォーム後

跨ぎやすい浴槽縁に変更・・人造大理石の浴槽は、”鋳物ホーロー”に変更・・浴槽廻りとカウンターには”十和田石”・・洗面と揃えた”縦長デザインタイル”・・壁面を照らす間接照明。

バスルームのリフォーム
リフォーム後

「ユニットバスで簡単にリフォーム」してしまうという方法もあるのですが・・しかしやはり、石やタイルや鋳物といった存在感のある素材で造られた”在来浴室”の方が・・・goodです。

「gangukan 小改修」-竣工

日本郷土玩具館中庭
リフォーム後

建物に挟まれた室内だった場所を、中庭に改修。坪庭も仕上がり・・竣工。

リフォーム前

建物に挟まれたスペースには・・“鉄骨ガラス屋根”が掛かり。大きな“ガラスに囲われた坪庭”がありました。(長年この屋根には雨漏りと暑さで悩まされ、坪庭は雨水の処理に不具合があり・・なくなってスッキリ、全ての悩みが解消されました)

日本郷土玩具館中庭リフォーム
リフォーム後 鉄骨ガラス屋根は全て撤去

一部に新しい庇(美観地区の景観に合わせたクラシックな瓦屋根)を新設。坪庭だった場所の半分には、”衝立ての壁”を設け・・”手洗い”と”トイレ”を新設。庇以外の部分にも・・漆喰塗り、張り瓦、なまこ目地、板戸などなど・・美観地区に調和した意匠と素材で仕上げる・・ことに配慮をしました。

日本郷土玩具館中庭
リフォーム後

中庭の奥には・・児島の高田織物さんが手掛ける畳縁と関連グッズのお店「FLAT」さん。4.5帖程あったガラスで囲われた坪庭は・・1.5帖程になりました。

日本郷土玩具館手洗い
リフォーム後 新しく設けたトイレ前の”手洗い”を見る

4月の初めに開始した”防災設備リニューアル工事”から始まり。「この中庭の改修工事」と「倉2階の改修工事」・・「サイン工事」や「エアコンのリニューアル工事」などなど・・”小さな改修工事ばかり”でしたが・・おおむね6ケ月、これで一段落。

「gangukan 小改修」3

まるでキャラメルのような・・形と色の手洗器「Cube42」(Made in italy)、改修で新しく設けたトイレ前。スイッチプレートは「角出しアルミ型材&グレースイッチ」・・壁の300角タイルに合わせて、300角ミラー。

設計デザインの意図を汲んでいただき・・ちょっと手のこんだ作業。タイル1枚1枚にマスキングを施しての「目地押さえ」・・

外壁の左官仕上げ「”やや押さえ”ながら”引き摺る”ような」肌理と同じ調子で・・タイルとタイルの間も仕上げて頂く。幅10mmの目地、1本1本を「押さえながら引き摺るような感じで」仕上げる。改修工事はこれでほぼ終了・・猛暑が続けく中、頑張って頂いた・・職人さんに感謝感謝。