建築家のしごと6、建築探訪・・

5/28から始まっていた「建築家のしごと6」が、無事終了・・
写真は最終日(6/9)のイベント”建築探訪”の様子・・「路地で巡る、倉敷美観地区の近代建築1055」と題した市民向けのワークショップ。天気もよく・・2日間で50名近く、予定定員を超える参加で・・ありがたい限りです。私たちが普段から感じている倉敷美観地区の建築の魅力を、少しでも伝える事が出来ていたならば・・良いのですが。ご参加下さった皆様・・本当にありがとうございました。

「gangukan 小改修」-竣工

リフォーム後

建物に挟まれた室内だった場所を、中庭に改修。坪庭も仕上がり・・竣工。

リフォーム前

建物に挟まれたスペースには・・“鉄骨ガラス屋根”が掛かり。大きな“ガラスに囲われた坪庭”がありました。(長年この屋根には雨漏りと暑さで悩まされ、坪庭は雨水の処理に不具合があり・・なくなってスッキリ、全ての悩みが解消されました)

リフォーム後 鉄骨ガラス屋根は全て撤去

一部に新しい庇(美観地区の景観に合わせたクラシックな瓦屋根)を新設。坪庭だった場所の半分には、”衝立ての壁”を設け・・”手洗い”と”トイレ”を新設。庇以外の部分にも・・漆喰塗り、張り瓦、なまこ目地、板戸などなど・・美観地区に調和した意匠と素材で仕上げる・・ことに配慮をしました。

リフォーム後

中庭の奥には・・児島の高田織物さんが手掛ける畳縁と関連グッズのお店「FLAT」さん。4.5帖程あったガラスで囲われた坪庭は・・1.5帖程になりました。

リフォーム後 新しく設けたトイレ前の”手洗い”を見る

4月の初めに開始した”防災設備リニューアル工事”から始まり。「この中庭の改修工事」と「倉2階の改修工事」・・「サイン工事」や「エアコンのリニューアル工事」などなど・・”小さな改修工事ばかり”でしたが・・おおむね6ケ月、これで一段落。

「#前川國男」その後 3

昨年の11月に行った岡山県天神山文化プラザとの共催展の・・出張展示。昨年12月の岡山県庁ロビー、今年3月のJR岡山駅通路、今年7月の廣榮堂 倉敷雄鶏店(刻の美術館)、今回の「日本郷土玩具館 玩具館のくら」で4度目。

美観地区の倉敷川沿い、表の通りに面した、倉の2階を利用した展示スペース・・「玩具館のくら」。

建築家/前川國男の基本情報を掲載した等身大パネル・・“前川くん”が整列。美観地区にお越しの際には、是非お立ち寄り下さい。8/10(金)までの展示予定・・入場無料でございます。

「gangukan 小改修」3

まるでキャラメルのような・・形と色の手洗器「Cube42」(Made in italy)、改修で新しく設けたトイレ前。スイッチプレートは「角出しアルミ型材&グレースイッチ」・・壁の300角タイルに合わせて、300角ミラー。

設計デザインの意図を汲んでいただき・・ちょっと手のこんだ作業。タイル1枚1枚にマスキングを施しての「目地押さえ」・・

外壁の左官仕上げ「”やや押さえ”ながら”引き摺る”ような」肌理と同じ調子で・・タイルとタイルの間も仕上げて頂く。幅10mmの目地、1本1本を「押さえながら引き摺るような感じで」仕上げる。改修工事はこれでほぼ終了・・猛暑が続けく中、頑張って頂いた・・職人さんに感謝感謝。

「#前川國男」その後 2

昨年の11月に行った岡山県天神山文化プラザとの共催展の・・出張展示。昨年12月の岡山県庁ロビー、今年3月のJR岡山駅通路、今回の「廣榮堂 倉敷雄鶏店(刻の美術館)」で3度目。

“倉敷建築工房の大角雄三さん”により、再生された古民家の2階にある展示スペースに・・建築家/前川國男の基本情報を掲載した等身大パネル・・“前川くん”が大整列。外国人観光客も多いエリアなので、今回は”英訳パネル”をプラスしてみました。

倉敷美観地区に位置している「廣榮堂 倉敷雄鶏店(刻の美術館)」。”喫茶スペースもある”建物なので・・散歩&お茶の機会に、是非お立ち寄り下さい。7/24(火)までの展示予定、入場無料でございます。

「gangukan 小改修」2

小改修工事と言いながらも、3ヶ月が経過。室内だった部分が屋外となった為に・・屋外に面した開口部には新たに庇を設置・・敷地内、中庭部分なのですが・・美観地区の景観に合わせた、クラシックな庇。

他の部分も、美観地区に合わせた意匠と素材・・瓦張り、なまこ目地、漆喰塗り、板戸などなど。

左右の建物に挟まれた中庭部分。屋根を取ってしまって2ヶ月、屋根があった頃の以前のイメージは、もう記憶から遠ざかってしまいました。正面の”衝立壁”が・・新設となるトイレのスペース。

“衝立壁”には、あまり主張のない控え目なタイルを選択。コテが壁に張り付いています。

岡山県立大学生の展示 at「玩具館のくら」

今日から始まりました。岡山県立大学デザイン学部デザイン工学科の3年生による「建築展」。岡山県立大学の畠和宏先生と共同で受け持った“集合住宅の設計演習”・・その成果である模型や図面を展示。

展示場所は倉敷美観地区内「玩具館のくら」。倉敷川沿いにある日本郷土玩具館・・その”表の倉”の2階。

岡山県立大学の3年生19人の作品を展示。設計課題の敷地は、展示場所から程近い・・芸文館の東側、倉敷川沿いにあるエリア。実在する敷地に対して、建築学生が描いた”19通りの暮らしかた”を・・是非ご覧になって下さい。

「形の連景、継承」
「全て繋げる集合住宅」
「中庭のある集合住宅」
「伝統工芸と暮らす集合住宅」
「話して、知って、好きになる集合住宅」

6月22(金)までの展示となっています。9:30~18:30 入場無料

「gangukan 小改修」1

店舗を営業しながらの工事・・2ヶ月が経過。感知器や自火報などの防災設備の工事から始まり、店舗部分の改装工事、サイン工事などなど・・左官屋さん、瓦屋さん、大工さん・・職人さんが四六時中、出たり入ったり・・

(上写真)畳縁の生産で国内シェアの35%以上を占める児島の高田織物さんが手掛ける・・畳縁と関連グッズの専門ショップ「FLAT」が新しくOPEN。

3棟の建物に囲われた谷間の様な場所に屋根が架かっていた・・もとは室内だった部分。屋根を撤去して、トイレの新設工事、中庭へのリニューアル工事、瓦屋根や板金屋根の改修工事などなど・・雨水処理が難しい。

屋根が癒着していた部分は・・もともとの姿(屋根が掛かっていなかった40年程前の状態)に戻すための工事を行なっています・・

瓦張りは・・1枚1枚、職人さんがコツコツと・・とても時間が掛かる工事です。巾木は、モルタルの擬石仕上・・既存部分(上写真の左側)に合わせるカタチなんですが・・昔の人の擬石仕上、この感じの良さに迫れるかどうか・・

別棟の倉を少しだけリニューアル。ずっと使っていなかった、おもての倉を多目的に使って頂けるスペース玩具館のくらとして開放!!

大原美術館 分館

神奈川から来た美大生の甥っ子と「OHARAグランプリ」と「VOCA大原美術館賞の10年」を開催中の大原美術館へ・・建築家/浦辺鎮太郎の設計による大原美術館分館のコンクリート打放し仕上げの庇が、カラフルなマスキングテープでラッピング!!  普段とは全く違う様子!!  これは3/29から始まる、岡山県観光キャンペーンの一環・・「mt × 大原美術館」によるもの・・その他にも美術館の様々なところがラッピング!!

美の館

サイン工事・・ステンレスの切文字。「美の館」ではありません
ある意味、美の館ではありますが・・
この大原美術館のマークは・・かの芹沢銈介に師事し、90才をこえても今なお、現役の染色工芸家として活躍されている柚木沙弥郎さんの手によるものだそうです・・柚木沙弥郎さんは、芹沢銈介さんに弟子入りするまでの数年間、大原美術館に勤めていたそうです・・70年近く前の話
現状・・こんな感じで、やや寂しい & 分かりにくい・・

こんな感じに。マークや文字は、これまで美術館でずっと使われてきたもので・・デザイン的にはとてもとてもgoodだと感じていたので。 t/rim designにて行ったのは、レイアウト/素材/ディテールの監理調整だけですが。柚木さん作の大原マークは・・以前からとてもチャーミングだと思っていたので・・ 通常の使い方よりもバランス的には、大原マークをやや大きめにしてみました。