「酒津の家」-撮影日和

出版社の編集者さんは東京から、建築の写真家さんは大阪から・・ご苦労様でした。

2018年の夏に竣工してから、ほぼ4年が経ち・・・木々が生い茂ってきて、いい感じになってきた「酒津の家」。昨日は建築誌出版社の取材撮影。天気予報ではあまり良くない空模様との事でしたが・・いい感じに陽が差してくれました。

窓は閉じていますが、(設計の工夫で) 窓が無いように見えるリビングの木製大窓。

リビングのソファに座って、南庭の景色を望むと・・まるで林の中に居る感じ。撮影日前の掃除や片付けの準備で、今日はあちこち筋肉痛ですが・・良い写真が撮れるように、できる限りの撮影お手伝い。

大きな軒下。夏は陽が高いので、テラスのほとんどは・・陰に覆われ、涼やかです。竣工した時に比べ、充実したお庭の風景が・・goodです。今回撮影して頂いた写真は・・10月発売の建築誌です。

「酒津の家」-丸2年

竣工からちょうど2年が経った「酒津の家」の・・ブラインドやカーテンの新たな設置工事と、ちょっとしたメンテ工事で・・訪問。(上写真)東側の空地から建物を見る・・徐々に木々が建物を覆ってきて、左手に見える公園の緑に・・だんだんと馴染んでいきます。

玄関ポーチのディテールを見る。オリジナルデザインの鉄扉を少し手直し・・どこを直したか分からないくらいに、上手に補修して下さいました。建具枠は”ステンレスフラットバー”、上部レールは”埋込みコの字型レール”、建具はスチールフラットバーの組子格子のデザイン。
玄関のはめ殺し窓のディテールを見る。木製ブラインドを設置するために、専用のブラケットを・・ビスにて固定。壁天井はケイソウド左官塗り仕上げ、廻り縁と開口部枠は床材や家具材のウォールナット材に合わせた木材の保護塗装仕上げ。
アプローチ横のシンボルツリーである・・アオダモは、自然樹形な枝ぶりが繊細で綺麗。軽やかで涼しげな雰囲気の落葉樹、幹肌の模様が特徴的。外壁は鏝摺りのような模様を少しつけたライトグレーな左官塗り仕上げ(下部はタイル塗込め仕上げ)。深い軒の出は1.2m・・軒板と垂木梁ともに、露わしで木材保護塗装仕上げ。

作品紹介はこちら

「酒津の家」-取材撮影

先月の住宅雑誌の取材撮影。素敵な庭のある”酒津の家“なのですが・・庭木が寂しい時期での撮影・・天気も曇天(;_;)。しかしながら、カメラマンや編集者さん等3人で・・わざわざ東京から前泊で取材撮影に来て頂いているので、この日この時間で頑張るしかありません・・

お施主様にも”撮影参加”を了承して頂き、本当に感謝感謝です・・掲載誌の発売が楽しみです。((o(´∀`)o))ワクワク

作品紹介はこちら

「酒津の家」-お庭の手入れ・・

今日は、”酒津の家“のお庭の手入れ・・お庭を作庭して頂いた「UZU DESIGN」さんと、UZUさんのお仲間で真備で造園をされている吉實さんが、朝いちから作業中・・作庭してもらってから1年半、冬のお庭もいい感じです・・

実のなる樹種を色々と植えて頂いているのと、軒が深い家なので・・落ち着くのだろうか・・小鳥が休憩にやって来ます

写真の小鳥・・じつは”木彫り”なんですが・・(*^_^*)
(本物の小鳥もたくさんやって来ます。)

作品紹介はこちら

倉敷市の建築文化賞

酒津の家“が「倉敷市建築文化賞 優秀賞」を頂きました。👏👏👏
「倉敷市建築文化賞とは・・・倉敷市内に建てられた建築物で・・文化的価値と存在感、景観形成への調和と貢献、倉敷らしい個性を持った、優れた建築作品を顕彰・・・」との事。施工に関わってくれた職人さん工務店さん・・素敵なお庭を作ってくれた内海浩二くん・・・建築主様に感謝感謝。

先週、建築家/浦辺鎮太郎の設計による市民ホールにて・・伊東香織 倉敷市長から表彰状や盾を頂きました。(個人住宅なので扱いは控えめですが→山陽新聞記事)

「酒津の家」- “オカベマキコさんのしゃぼんランプ”

オカベマキコさんしゃぼんランプ

先週末に、お引き渡しをした「酒津の家」の玄関には・・様々な色のシャボン玉が連なったような照明器具を設置・・岡山市のガラス作家であるオカベマキコさんの作品「しゃぼんランプ」。(上写真)玄関よりポーチを見返す。

オカベマキコさんしゃぼんランプ

お手洗いの中にある、アンティークな飾り台の上に吊り下げられた・・”クリア”のしゃぼんランプ。そのほかにも”黒色”や”ゴールド”もある「しゃぼんランプ」は・・オカベマキコさん曰く「長いストローの先から息を吹き込み泡立つ瞬間を捉えたイメージ・・」との事。

ランプだけでなく、アクセサリーの作品もとても素敵なオカベマキコさん・・今週末からは倉敷美観地区にて展覧会もあります

作品紹介はこちら

「酒津の家」- “小谷栄次さんの倉敷ガラス”

オープンハウス時に間に合わなかった・・“門扉の倉敷ガラス”が設置されました。(上写真)ポーチ前、西側外観・・道路からわずか2.5mですが、緑に挟まれた石畳でアプローチ・・

酒津の家の「引込の格子戸」に、上手く嵌込む事ができました・・小谷栄次さんの”倉敷ガラス”。午後からの光を受けて、ポーチ内に落ちる青い影がキレイです・・

職人さんの手によって作られた建物には、工芸作家さんの手によって作られた”もの”は・・よく馴染む。(上写真)格子グリッドの中に、6枚のガラスが浮かんだ様に設置したかったので・・4箇所のツメで丸いガラスを固定。

作品紹介はこちら

「酒津の家」- 撮影終了

オープンハウス終了後、残工事を行ないながら・・竣工写真を撮影。週末にはいよいよ引渡し&引越し・・無事この日を迎えられる事に、みなさまに感謝感謝。(上写真)南西側より夕景の外観を見る。

秋雨前線が停滞していたので、天気の悪い日が多く・・撮影には苦労しましたが、昨日夕景も撮り終え・・ひと安心。
(上写真)南庭より夕景のテラスを見る。相変わらずの・・「Photographed by トリムデザイン」ですが。

作品紹介はこちら

「酒津の家」- オープンハウス〈終了〉

9/8(土)、9/9(日)のオープンハウスが終了・・・雨、雨、雨の週末でした。そんな雨の中、御足労を頂いた方々に感謝。この様な機会を設ける事に・・協力を頂いたお施主様に本当に感謝、感謝です。自分たちの経験からも、雨天の中での見学は煩わしく、楽しみ面白さが半減する事が多いので、心配・・・しかしながら、”雨にもかかわらず、居心地良好”との声を複数頂き・・少し安心。

緑水豊かな酒津公園の近くですが奥まって落ち着いた敷地です
玄関ポーチから、垣間見えるお庭の木々・・アカシデとシラカシ。お庭のデザインはUZUDESIGNさん。壁は掻き落し風の左官塗り。
玄関戸は小間返しの格子戸、玄関床は網代張り(ヘリンボーン)の煉瓦タイル
リビングより眺める東庭、板張りの天井、木製窓・・薪ストーブはデンマーク製の”Hwam Classic4″
リビングより見るウォールナットのキッチン(制作はSOWELさん)、大きな梁・・リビング床はウォールナットとサーモタイル張りの併用
赤いファブリックのソファ。緑に映えてgoodです
リビングにはハンス・ウェグナーのYチェアー。テラスにはロートアイアンのガーデンチェア
ライトグレー色の掻き落とし風の左官塗りの外壁に・・灰色の煉瓦タイルを埋込んだ外壁

作品紹介はこちら