展覧会 2011

いくつかのや建物を見に行って来ました。メインは2つの展覧会・・

午前の1つ目は、木の森美術館「メタボリズムの未来都市展」
メタボリズムとは生物学用語で “新陳代謝” を意味します・・環境にすばやく適応して生きる生物のように、姿を変えor増殖していくようなのヴィジョン・・海上都市や空中都市やカプセル建築等々。
世界にも影響を与えた、日本生まれの数少ない建築運動。1960年代に提案/実現された理想高く力強い・・ 黒川紀章、、大高正人、、磯崎新 等々の計画/作品郡。いつもながら大変なヴォリュームがある森美術館の展示・・ 朝いち午前10時から見て、出たのは午後1時すぎ・・ たっぷり3時間程かけて見させて頂きました。

午後からの2つ目は、国立近代美術館「ヴァレリオ・オルジャティ展」
1958年生まれ、スイスの山里フリムスに事務所を構え、時流にとらわれる事のない、本質的で存在力のある建築でありながら、世界的にも話題を集める建築をつくる・・ スイス人建築家の展覧会。
“概念性” と “職人性” 、”先進性” と “懐古性” が同時に混在したヴァレリオ・オルジャティの建築作品。も美術館も全て同じ1/33で作られ、細かい部分は省略され、作品のコンセプトをうまく抽出して、具現化された真白で美しい模型群。そして彼が “図像学的自伝”と呼ぶ、彼自身が強く影響を受け、自身で集めた建物/空間/絵画などの図版郡。その模型群と図版郡の間を順路も関係なく巡る・・ という会場構成が素敵でした。

午前中、メタボリズム展を見始めた時、背の高い外国人の方がすぐ後ろから入ってこられました。この方とは、ほぼ同じペースで会場を巡る事になり・・ 何度か顔を見ている内に・・どこかで見かけた気がしてきて・・・  
白髪で/背が高く/眼鏡をかけた・・ 会場を出る頃、やっと思い出しました。 先週 買った建築洋書・・・ その作品集の写真の人だ!!  (下写真)

午後から見に行く「ヴァレリオ・オルジャティ展」の・・ オルジャティさん本人でし!勇気をだして「Are you Valerio Olgiati ?」と聞くと・・
「Yes」と優しい笑顔で答えて下さいました。作品集を先週買った事、午後からあなたの展覧会を見に行く事、あなたの作品が好きだという事・・を伝えたつもりでしたが、つたない英語なのでうまく伝わったかな?  でもずっと笑顔で・・ 優しそうな感じ。最後に握手もして頂き・・大きな暖かい手のオルジャティさんでした。

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