「阿倍野の家」-竣工写真

西側外観の足元は、シンプルに白石を敷き詰めて「ミニ枯山水」な感じ・・

昨年末の撮影日・・「ほぼ冬至」の頃、天候は・・晴れて、曇って、ミゾレ、強風・・移り変わりの激しい1日でした。

ダイニングより光庭を見る。

わずか7帖(巾は1.8m)の広さしかないダイニングですが、とても居心地の良い空間となり・・ひと安心。

テーブルはカウンター側から・・伸縮可能。

テーブル、ダイニングチェアー、スツールなども・・オリジナルで作成。

「阿倍野の家」-光庭

「光庭」の高さは約5m・・正面にダイニング、左手にキッチンを見る。

リビングやダイニング、寝室やキッチン・・各室が面する「光庭」の内部。

生活の中心となる2階リビングダイニングより「光庭」を見る。

わずか2帖程しかない「小さな光庭」ですが・・上部に行くほど、広がる形とした事で、広さ以上の開放感と明るさを・・各室にもたらす事が出来ました。

「阿倍野の家」-上棟

真っ青な空の中に「思い描いていた空間」が立ち上がってくる、心地の良い瞬間・・

大阪市内で進行中だった現場・・とても熱い熱い日に、上棟。

大きな作業車が・・入りにくい敷地なので「なるべく小振りな車で」柱梁などの木材を搬入。

荷物を吊った「作業車のアーム」も思うようには伸ばせない状況なので・・多くの資材を人海戦術で上げました。

周辺家屋のヴォリュームを超える事なく「昔からあるスカイライン(軒高)を記憶として残している様な形」の計画とする事で・・50年近く住まれている、ご近所の方々にとっても・・「違和感のない新築」もしくは「違和感は有るんだけど、無いような気もする新築」となる事を・・心掛けた設計としています。

「阿倍野の家」-配筋

1階の床スラブを見る。「D13の鉄筋を縦横200mmピッチ」で配筋。

一昨年より進めていた「阿倍野の家」が着工してからしばらくが経ちまして・・今日は配筋検査。

改めて感じる・・大阪市内住宅地、周辺環境の厳しさ。

周囲は、どちらを向いても隣家まで1mもない・・3階建て4階建ての建物にぐるりと囲まれた環境・・数多くの窓と室外機が遠慮なくこちらを向いた状況ですが・・完成すれば、静かで楽しく充実した生活が過ごせる家となりますので、ご安心を。

「阿倍野の家」-契約図

2月末、見積り依頼のため工務店さんに”図面渡し”をしてから1ケ月ちょっと・・想定金額より少しだけ出てしまいましたが・・なんとか無事に着地。工事契約に向けて「見積図」を「契約図」に修正中・・その際に、これまでの間・・打合せで決定してきた各項目を再チェック。設計への要望に対して「設計漏れ」がないか再再度・・確認。

周辺とのバランスや距離感を・・把握するために作った「100分の1の模型」

巾4mの位置指定道路の突き当り「準防火地域の木造3階建て」・・”準延焼防止建築物”のため、普通の木造建築より外壁や外部建具に防火仕様の規制が掛かったのもコストアップの要因の1つ・・・計画地は大阪市内駅近という事もあり、周辺地域では大きなマンションがどんどん増えて・・背の高い建物が多くなりつつあるエリア。

「阿倍野の家」

昨年より進めていた計画の実施設計がいよいよ大詰め・・トリムデザインでは作品例があまり多くない、建て込んだ住宅地での建替え案件。隣家との距離が近いエリアでの木造3階建て・・1階玄関から2階3階の光庭まで、ひと繋がりとなった・・コンパクトではあるけれども空間の広がりを感じられる、落ち着きのある居心地の良い・・家となるはずです。