「阪南の家」-竣工写真

西側外観の足元は、シンプルに白石を敷き詰めて「ミニ枯山水」な感じ・・

昨年末の撮影日・・「ほぼ冬至」の頃、天候は・・晴れて、曇って、ミゾレ、強風・・移り変わりの激しい1日でした。

ダイニングより光庭を見る。

わずか7帖(巾は1.8m)の広さしかないダイニングですが、とても居心地の良い空間となり・・ひと安心。

テーブルはカウンター側から・・伸縮可能。

テーブル、ダイニングチェアー、スツールなども・・オリジナルで作成。

朝早い時間の1枚。清々しい佇まいの小住宅・・

光庭を利用した立体的な構成とする事で・・「市中の山居」とも言えるような、静謐な住空間を実現出来ました。

「中庭のある家」-上棟

玄関ホールより見る。両サイドの壁面は外壁と同じタイルの仕上げとなります。

コンクリート躯体工事が終了。内部の型枠や支保工が全て取り外されました。6月から始まった工事もスケジュールの全体半分をやっと過ぎた感じ・・

外壁の全ては「グレージュな煉瓦タイル」を張る予定・・

アプローチ側より見る。高さの異なる、シンプルな3つの直方体を・・雁行させながらバランスをとって配置した・・特徴が無いようで特徴のある外観となっています。

(少々、難易度の高い工事となるのですが・・) 斜めになっている外壁部分にも「煉瓦タイル」を張り詰めていきます。

建物の足元が・・少し斜めになっているのがチャームポイント。

天井スリットの間隔は・・壁面タイル割付けと「きっちりシンクロ」しています。

玄関ホールを望む。細いスリット(ライン照明用の溝)の入った天井が・・眼を引きます。

「はつり仕上げ」を施した荒々しいコンクリート・・金属材との対比が印象的です。

室内壁の何箇所かは・・建物の構造形式(コンクリート造)を感じられる「はつり仕上げ」としています。通常の室内仕上げでは「貼ったり塗ったり」する事が大半となり・・「構造の存在感」というものを感じるという機会があまり無いと思いますので・・あえて「このまま/これで仕上げ」・・室内デザインのアクセントとなる要素として「はつり仕上げ」にチャレンジしてみました。

「阪南の家」-光庭

屋根の開口は、2階3階の・・各室が面する「光庭」。

屋根工事が終わりました・・マットホワイトのガリバリウム鋼板タテハゼ葺き。タテハゼは「キャップ式」ではなく、専用道具を使い「手で挟み込んでいく手法」なので・・ハゼがよりシャープに見えます。

「光庭」の高さは約5m・・正面にダイニング、左手にキッチンを見る。

リビングやダイニング、寝室やキッチン・・各室が面する「光庭」の内部。

生活の中心となる2階リビングダイニングより「光庭」を見る。

わずか2帖程しかない「小さな光庭」ですが・・上部に行くほど、広がる形とした事で、広さ以上の開放感と明るさを・・各室にもたらす事が出来ました。

「中庭のある家」-型枠工事

壁内の配筋を終えた後、型枠を建て込みました。

コンクリート造の建物は、設計通りのコンクリート品質を確保する事はとても大事なのですが・・そのコンクリートを流し込む”型枠”の施工精度が、さらに大事。外側と内側の型枠パネルを、両側から水平部材でシッカリと固定。

思い描いていた・・リビングダイニングの空間が初めてリアルに見えてきました。

L字型のリビングダイニングを・・ダイニング側から見る。右手には中庭に面した(高さ2.7mの)大きな開口があります。室内の天井高さは3.8mの予定・・

「阪南の家」-上棟

真っ青な空の中に「思い描いていた空間」が立ち上がってくる、心地の良い瞬間・・

大阪市内で進行中だった現場・・とても熱い熱い日に、上棟。

大きな作業車が・・入りにくい敷地なので「なるべく小振りな車で」柱梁などの木材を搬入。

荷物を吊った「作業車のアーム」も思うようには伸ばせない状況なので・・多くの資材を人海戦術で上げました。

周辺家屋のヴォリュームを超える事なく「昔からあるスカイライン(軒高)を記憶として残している様な形」の計画とする事で・・50年近く住まれている、ご近所の方々にとっても・・「違和感のない新築」もしくは「違和感は有るんだけど、無いような気もする新築」となる事を・・心掛けた設計としています。

「中庭のある家」-着工

一昨年より、計画を進めていた住宅が・・無事着工となりました

(外部) 接道側から南西面を見る・・足元にテーパーを取った「3つのマッス」からなる煉瓦タイル張りの外観

(内部) リビングより中庭を見る・・LD棟のマッスを田の字に4分割した中庭のあるリビングダイニング