![東京カテドラル聖マリア大聖堂](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1200.png?resize=420%2C524&ssl=1)
日本建築界の大巨匠・丹下健三の設計による「東京カテドラル聖マリア大聖堂」('64)に行って来ました。1964年といえば東京オリンピックの年で・・もちろん丹下健三の最高傑作といってもよい「代々木国立屋内総合競技場」も竣工した年。
しかしこちらも負けずに素晴らしい・・ 十字型平面を覆う幾何学的な美しいHPシェル曲面による大屋根(大壁?)のみによるシンプルかつダイナミックな構成・・「代々木国立屋内総合競技場」と「東京カテドラル聖マリア大聖堂」・・同じ年に大傑作が2つも。
丹下さん51歳・・ 1952年の「広島ピースセンター」から始まった丹下健三絶頂期の終焉を飾る作品なのでは・・
![東京カテドラル聖マリア大聖堂](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1201.png?resize=420%2C259&ssl=1)
(右) 外装曲面の仕上材はステンレス材。近くで見るとこの様な大きなリブ形状をしており、表面はエンボス加工が施されています。5年程前に大改修されてキレイに (もともとのステンレスであるSUS304よりは、改修されたステンレスであるSUS445は・・光沢感が鈍いそうだ・・改修前の方が明るく軽快とのこと)
![](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1202.png?resize=420%2C310&ssl=1)