![サンテリア幼稚園](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1332.png?resize=420%2C262&ssl=1)
イタリア人建築家 ジュゼッペ・テラーニ(1904-43)による「サンテリア幼稚園」(1937)。ミラノから北へ40km程の町 “コモ” にあります。
(上写真) 芝生の園庭より東側外観を見る。フレームの存在と、建物との距離感がgoodです。風にはためく日除けテントが気持ち良さげ。
![サンテリア幼稚園](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1333.png?resize=420%2C276&ssl=1)
![サンテリア幼稚園](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1334.png?resize=420%2C536&ssl=1)
規則的な構造的枠組みの中で、様々な変化をつけて開口部を操作していく様な手法は・・「カサ・デル・ファッショ」とも共通している部分な気もしますが・・ 「カサ・デル・ファッショ」に感じる回帰的な古典性の様なものは、ここでは感じる事は少なく・・ より自由を獲得した合理主義建築の軽快さが強調されてい様な気もします。「カサ・デル・ファッショ」も見ようによっては、(ムッソリーニ率いるファシスト党の建築だという事を忘れて) 「サンテリア幼稚園」よりもさらに自由な建築に見えて来る様な気もします。
![サンテリア幼稚園](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1335.png?resize=420%2C527&ssl=1)