ヘルシンキ郊外にある「アアルトのアトリエ」(1962)を探訪・・
建築家アルヴァ・アアルトが自身で設計したアトリエ・・通りから塀越しに建物の東面を望む。中庭を抱え込んだ・・L字型プランの建物。通りに面している部分のヴォリューム(アアルトの仕事部屋)の通り側には窓は無く・・寡黙な表情を見せています。
STUDIO AALTO
Tiilimäki 20, 00330 Helsinki
「ガイドツアー付き(有料)」が条件で、見学が出来ます。ツアー終了後は自由見学&写真撮影もOK。歩いてすぐのところに「THE AALTO HOUSE」もあるので、併せて見学をするのが必須。
この建物は現在、”アアルト財団” の事務所として使われいます。しかし2階のドラフティングルームに入ると、あたかもアアルトが今でも設計をしているかの様に・・机の上には、建材見本や建築模型、設計図や製図道具などが並べられています。現在ドラフティングルームで、黙々と机に向かっているスタッフは “アアルト財団” の方々です…
棚に”アアルトタイル” の見本が並んでいます・・凸状で管状の馬蹄形の断面をしたタイル。北欧の有名陶器ブランドである “ARABIA社” による製作物、もちろんアアルトオリジナルで・・アアルトが設計した様々な建物で使われています。他では見かけた事のない・・独特な形状のタイル、半分くらいは壁に埋め込めて 仕上げられます。