「建築探訪 118」-Finland 10 / ALVAR AALTO 6

アアルトのアトリエ

ヘルシンキ郊外にある「アアルトのアトリエ」(1962)を探訪・・
建築家アルヴァ・アアルトが自身で設計したアトリエ・・通りから塀越しに建物の東面を望む。中庭を抱え込んだ・・L字型プランの建物。通りに面している部分のヴォリューム(アアルトの仕事部屋)の通り側には窓は無く・・寡黙な表情を見せています。

アアルトのアトリエ
ぐるりと廻ってきて・・スタッフの作業室であるドラフティングルームや食堂、事務室などが並ぶ・・北側のヴォリュームを見る。1階中央部に玄関扉。2階の水平連続窓部はドラフティングルーム
アアルトのアトリエ
煉瓦に白塗装の外壁・・
アアルトのアトリエ
大きな窓面に挟まれた、2階ドラフティングルームを見る。北側に面した右手から、左手の南側ハイサイド窓に向けての傾斜天井
アアルトのアトリエ
傾斜天井と円弧壁で構成された・・アアルトの仕事部屋を見る。奥に行く程だんだん・・部屋の巾が広くなっていく&天井が高くなっています。右手の中庭に面した腰窓と、部屋の突き当り面のハイサイド窓の開口バランスが気持ち良いです。緑の蔦が茂る突き当り面の左側、階段を数段あがった所に出入口扉
アアルトのアトリエ
出入口扉のある所から・・アアルトの仕事部屋を見返す(見下ろす)。アアルトデザインの様々な種類の照明器具が吊られています
アアルトのアトリエ
L字型の建物に囲われた、傾斜のついた中庭を見る。荒削りな石が・・段状に緩やかに円弧を描きながら、屋外劇場の様に・・配置されています。左手がドラフティングルーム、少し窪んだ所で折れて、右手がアアルトの仕事部屋。左手から右手へ向けて、ひと繋がりの1枚屋根は・・どんどん高くなっていってます
アアルトのアトリエ
中庭に面したアアルトの仕事部屋のヴォリュームを近くから見る。大きな円弧を描く壁の足下・・建物基礎部分にも細やかなデザイン、小さな円弧が幾つもつながり・・大きな円弧へと

STUDIO AALTO

Tiilimäki 20, 00330 Helsinki

「ガイドツアー付き(有料)」が条件で、見学が出来ます。ツアー終了後は自由見学&写真撮影もOK。歩いてすぐのところに「THE AALTO HOUSE」もあるので、併せて見学をするのが必須。

この建物は現在、”アアルト財団” の事務所として使われいます。しかし2階のドラフティングルームに入ると、あたかもアアルトが今でも設計をしているかの様に・・机の上には、建材見本や建築模型、設計図や製図道具などが並べられています。現在ドラフティングルームで、黙々と机に向かっているスタッフは “アアルト財団” の方々です…

 棚に”アアルトタイル” の見本が並んでいます・・凸状で管状の馬蹄形の断面をしたタイル。北欧の有名陶器ブランドである “ARABIA社” による製作物、もちろんアアルトオリジナルで・・アアルトが設計した様々な建物で使われています。他では見かけた事のない・・独特な形状のタイル、半分くらいは壁に埋め込めて 仕上げられます。

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