アルヴァ・アアルト設計の「ユヴァスキュラ教育大学(1951-76)」を探訪・・ヘルシンキを早朝に出発、長距離列車に揺られること2時間半・・ニコライ1世により1837年に開かれた人口13万人ほどの町 “ユヴァスキュラ”に到着。
大学キャンパス全体の配置は・・「講堂/講義棟」「図書館棟」「ゼミナール棟」「プール/体育館棟」「体育学部棟」「学生宿舎/食堂棟」などなどの各建物が、中央にあるグランドを中心にぐるりとU字型に囲う形。
University of Jyväskylä
ユヴァスキュラ教育大学(現ユヴァスキュラ大学)
ユヴァスキュラ駅から徒歩で15分程度
ユヴァスキュラはヘルシンキから約270km北にある、アアルトが少年期を過ごし、1923~27年の間には設計事務所も開設していた・・アアルトゆかりの町なのです。「労働者会館(’25)」や「ムウラメの教会(’29)」などの初期アアルト建築を始め・・「アルヴァ・アアルト美術館(’74)」や「タウン・シアター(’83)」などの後期アアルト建築まで・・アアルト建築がいっぱい。ユヴァスキュラは教育の町としても知られ・・町並みは落ち着いた学生街といった雰囲気。