アアルト設計の「ラウタタロ(1955)」を探訪・・ヘルシンキ市内の中心地に建つ8階建ての商業ビル。まだ陽が昇り始めたばかりで、人もまばらな・・早朝に市内を散歩しながらの探訪・・ラウタタロとは”鉄の家”の意味・・建物のクライアントはフィンランド鉄鋼業者連盟。
格子グリッドのカーテンウォール、規則正しく並んだ窓・・ガラスに映っている建物の様に、周辺には赤煉瓦のビルが多く・・右隣には、ヘルシンキ中央駅の設計者でも知られる・・エリエル・サーリネンの設計による赤煉瓦のビルも在り。
訪れたのは、日本に帰国する当日の早朝・・(まだ建物はオープンしていなかったので)表玄関からガラス越しに、中を見る。このメイン階段を上がった2階には・・正円型トップライトが整然と並んだ、有名な”吹抜けホール”が在り・・雰囲気としては、以前にも探訪blogでも紹介した・・アカデミア書店のスペースと似た感じだそうだが(出来たのはこちらがずっと先)・・中に入ってみたかったが・・残念。