アリス・マンロー

ふだんは読まない「全く知らない作家の小説を”お正月に読んでみる”」・・・今年は2013年のノーベル文学賞受賞者アリス・マンロー・・

アリス・マンローは、カナダの小さな田舎町に生まれ、自身の故郷に近い場所で創作活動に勤しんだ・・「短編の女王」と称される小説家。大学中退後、図書館勤務、夫と共に書店経営などの経験を経たのち、1968年(37才の時)に発表した初の短編集がカナダでもっとも権威のある文学賞を受賞・・カナダの片田舎を舞台とした、ごく普通の人々の人生の機微を、精緻な短編で書き続け・・2000年代になってからは国外においても多くの文学賞を受賞・・

2010年、アリス・マンロー79才の作品・・「小説のように」は原題が「Too Much Happiness」・・10編からなる短編集。

どこにでも居る様な平凡な登場人物たちの、どこにでも在る様なそれぞれの人生・・そこに見つけた、ほんの僅かな歪みや不在を、見事に丁寧に描き出しています。すべてがわずか30〜40ページ程度の短編・・平凡な日常の中に一瞬顔を覗かせた人生の陰影と深み・・それを見逃すことなく短編に凝縮描写。”チェーホフの後継者”と称される小説家アリス・マンローは存命ではありますが・・2013年82才の時に、筆を置かれました。

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