ストックホルムのシェップスホルメン島にある「ストックホルム近代美術館」(1997) 。設計はスペインの建築家、ラファエル・モネオ。
(上写真) やや高台に建っている建物の外観を見上げる。アクセス的には裏となる側から見ています。左下に見えるのは美術品搬入口。
展示室の平面的な大小の変化が、外観ヴォリュームとして・・そのまま拡大縮小コピーの様に反映されています。美術館の設計者であるラファエル・モネオは、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンの事務所に勤めていた事もあるそうなので・・ 北欧独特の地勢や気候、建築や光などについて・・詳しかったのでしょうね。
( 上の内部写真と断面図は 「a+u 1998年10月号」より )
Moderna museet(ストックホルム近代美術館)
Blue Line 「Kungsträdgården」駅から徒歩約15分
地下鉄を出て、グランドホテルの前を通り、金の王冠がついた橋を渡ると、Skeppsholmen(シェップスホルメン島)。小高い小山を少し登った所にストックホルム近代美術館はあります。
ストックホルム近代美術館のWEBサイト
シェップスホルメン島は、小さな島なので歩いて一周してみるのもオススメです。
グランドホテルの前にある、観光周遊船のチケット売場のデザインがモダン!正方形銅板張りのメガホン型のヴォリュームがそれぞれに不規則な方向を向いて重なった様な建物。誰のデザイン ?
運河クルーズ「Royal Canal Tour」は、出発の直前にも関わらず・・予約等もなしでチケットをすぐに取る事が出来たので・・早速、乗ってみることに
なんと! ヘッドホンで聞けるオーディオガイドには・・日本語もありました!
絵に描いたようなストックホルムの町並みから始まり、狭い運河の水面近くを滑るように周遊船は進んでいきます。ストックホルムという都市は、北欧を代表する大きな街でありながらも・・ジョギングやボートを楽しんだり、ボートハウスで家族や仲間と集まったり出来る・・美しい水際エリアが、街の中心から程近い場所にたくさんありました。
しばらくすると海へ出ます。
お城の様な建物が…
解説によると、老人ホームだそうです
さすが福祉の国!立派だぁ
水の都を楽しめる、観光クルーズは絶対オススメ!