アアルト大学本館から、北東に500mほど離れた場所に位置する「アアルト大学 学生寮」(1966)を探訪。 (上写真)東南面の中央部あたりを見る。ポチポチと並ぶ、学生各室の窓・・アアルトらしい「大きなハメ殺し窓+小さな縦長の換気窓」の組合せ、換気窓をやや短くして・・動きのあるデザインに整える。1階部分をやや控えて、2階以上の煉瓦ヴォリュームをやや浮かした感じに見せるデザインも・・他の建物と同じアアルトの好む手法・・
東面から南面にかけて、うねりながら伸びる長い立面 (長いので半分しか写っていません)。長い東南側立面の・・ 南半分となる 「うねっている壁」がアアルトらしくて素敵! (上写真) 右手で東向きだった各部屋の窓は、左手に行くにつれて・・うねりながら南向きに。南側から見ると6階建て。
中廊下型と片廊下型のMIX・・もし自分が寮生で入るとしたら、やはり図面下の “うねっている”部分がいいかなぁ・・13室/50室。図面で見ての通り、どの部屋も四角ではなく歪んでいますが・・これくらいの歪みだと、部屋に入ればそんなに違和感がない程度の歪みの様な気もします。(残念ながら、中は見られませんでしたが・・)