「建築探訪 85」-Tokyo/ 浅草

浅草文化観光センター

隈研吾さんの設計の「浅草文化観光センター」(2012)。建物は観光案内所や会議室や展示ホールといった機能。(上写真) 雷門前より北側外観を見る。ここ10年くらいずっと・・トレンドに敏感な建築家や建築学生が好んで用いる・・”家形”をアイコン的に扱ったデザインの建築。さしずめ淺草寺の7重の塔といった感じなんでしょうか・・

浅草文化観光センター

7つの家形を積み重ねた様なインパクトのある外観・・グローバルに活躍する建築家らしい現代的な建築デザイン・・竪格子で外装を覆ってしまうデザインは、吉永小百合が出演していたアクオスのTVコマーシャルでお馴染みとなった”竹の家”や、栃木にある”広重美術館” から続く・・隈研吾さんが得意としている手法。狭い敷地に建つ細長いビル建築なのですが・・積み重なった屋根の存在が周辺との関係性を繋ぎ止めている様にも思えます。軒がある・・とくに軒を低く構えた建物というのは・・どこか人を迎え入れてくれる雰囲気がある・・この建物は軒が重なっているので、低いのか高いのかハッキリは分かりませんが・・
(上写真) この写真を撮っている方向の背後には、浅草の有名な観光名所である浅草寺・・観光客のみなさんは、雷門と一緒に記念撮影。雷門を背にして建物を撮影しているのは建築関係・・

浅草文化観光センター
(左) 最上階の喫茶室を見る。外観を道路から見上げていた時から気になっていたのですが、最上階の天井は市松状に空いていて開放感UP
(右) 喫茶室からは仲見世、その奥の浅草寺まで綺麗に見渡せます。この日は天気がいまいち・・
浅草文化観光センター
(左) 喫茶室から展望テラスに出ると、東京スカイツリーやスタルクの「スーパードライホール」が見えます
(右) 展望テラスから続く屋外階段で7階の展示室へ・・
浅草文化観光センター
外装を覆っている木のルーバーを近くで見る・・思っていたより大きい。木のルーバーは不燃処理が施された杉。先端は見付けを15mmとギリギリまで絞っていますが、根元では90mmもあるので、シッカリとした感じ
浅草文化観光センター
吹抜けで1階ロビーとつながる2階展示室。各階の天井は、外観で見られる家形の勾配屋根と・・同じ傾斜となっている事も大きなポイント
浅草文化観光センター
(左) 天井材の杉(t=30@300)にも不燃処理が施されています。天井板は高圧木毛セメント板t=20。
(右) 各階にあるサイン。建物断面を現したグラフィック表示・・現在いる階のみをアクリルで立体表示していて、goodな感じ

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