![森山邸](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-866.png?resize=420%2C560&ssl=1)
sanaaの西沢立衛さんの設計による「森山邸」(2006) 。1~5坪程度の小さな白い箱が10個・・ 敷地内に散りばめられた様な不思議な・・それまでになかった斬新なプランの集合住宅です。(上写真) 北側道路から見たところ・・箱と箱の間は土のままで庭のような、路地のような・・
![森山邸](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-867.png?resize=420%2C347&ssl=1)
![森山邸](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-868.png?resize=420%2C594&ssl=1)
敷地を囲う北側道路と東側道路は3~4m程度の狭い道路。その道路に2階建ての住宅が、門扉塀もなく境界いっぱいまで・・向かいあって建つ形の住宅街の中・・ 建物ヴォリュームに対して比率の大きい開口。大開口の上、更にカーテンブラインド等もないので、生活空間が道路側に向かって・・まるでショーウインドウの様にOPENな状態。住まう方にそれなりの覚悟が必要な住まい。
![森山邸](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-869.png?resize=420%2C279&ssl=1)
「・・窓を大きくすると、周りが見え始め、動的関係が生まれる・・閉鎖的で一様な世界から、いろいろな生物が関係し合う、より多様な生物世界となっていく・・明るく開放的で透明であることが僕には必要であった・・今までのコミュニティがつくり出してきた風景とは形式的に違う、これからの風景に繋がっていく・・」 by西沢立衛