![クック邸](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1423.png?resize=420%2C567&ssl=1)
ル・コルビュジェ設計の「クック邸」(1928) 。立面平面ともにほぼ正方形をした、4階建ての都市型住居。プラネクス邸 と敷地条件が似ている・・ 両側を建物に挟まれ、前面は道路。 (上写真) 道路より北東向きの外観を見る。4階の左半分はリビング吹抜け、右半分の道路側が屋上庭園となっています。
![](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1424.png?resize=420%2C267&ssl=1)
(左下) リビングから道路側を見たところ・・この中央壁と両サイド窓のデザインが・・なんとなくプレモダニズムな頃のコルビュジェの「シュウォブ邸 (1916)」を思わせていてオモシロイ
![](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1425.png?resize=420%2C323&ssl=1)
プラネクス邸と大きく違うのは・・ 上部マッスを持ち上げている、下部ピロティの様子・・ プラネクス邸が、実際は部屋が在りながらも・・ ガラスのカーテンウォールで、下部が浮いているかの様に見せているのに対して・・ クック邸の1階は小さな玄関と階段があるだけで (両サイドは壁で完全に覆われていますが) ・・ サヴォワ邸 の完全解放ピロティとまではいきませんが・・ かなり大きく開放されています。
![](https://i0.wp.com/trim.gangukan.jp/wp-content/uploads/image-1426.png?resize=420%2C357&ssl=1)
吹抜けのある3階リビングの様子・・ 右手の低い部分 (4階屋上庭園の下) がダイニング。 リビングの奥には南西向きの大きな窓。階段奥にはキッチン。階段を上がると4階屋上庭園に面した図書室へ上がれます。