投稿日: 2020年6月19日2020年7月26日 現代建築「建築探訪 170」-Tochigi 5 隈研吾さん設計の・・「那須歴史探訪館 (2000) 」を探訪。一見したところ、単なる切妻屋根型の建物なのに・・屋根勾配、軒の出、素材感で・・素敵なコンテンポラリー感を醸し出しているのは・・さすがという感じ・・ シンプルな外観・・サッシュレスが効いています、柱がスチール無垢材なのも効いています・・厚さ12mmのフロートガラスが・・砂利に差し込みそうなくらいにまで伸びていて、外壁巾木なしでギリギリまで、頑張った足元のデザイン・・ 左手にあるのは敷地内の既存蔵、右手には陣屋門・・歴史的なエレメントに挟まれた、エントランス廻りの外観、切妻屋根型の妻面を見る・・・屋根の一面だけを伸ばしているのが、デザインのポイント・・ 内部も外観と相似形・・切妻屋根型の展示室を見る。 窓側には、天井高さいっぱいまでの可動パネル・・藁(わら)で出来たパネル!!!!・・天井も「藁パネル」・・床は芦野石・・見学中は完全に貸切り状態で・・静かさが満ちる中、隈建築を堪能・・・栃木県での建築探訪は隈建築の5連続でした。 共有:TwitterFacebook