建築の最新 2

Zaha Hadid

前投稿に引き続き 「最新CG建築」ギャラリー part2。
デ・コン(デ・コンストラクション-非構築的な、壊れたような崩れそうな格好をした建築スタイル)の元旗手 イラク生れの女流建築家Zaha Hadid 設計の高層ビルの完成予想CG。凄い!!・・ビルがうねっている!!!・・Photo Shopで画像加工したみたいで酔いそうだ・・
(下左)フランスの建築家Jean Nouvel設計の高層ビルの完成予想CG。
何とも言えない独特の艶・芳香を放つヌーベル建築らしさが漂うが、神柱or磐座を思わせる原初的なフォルム、注連縄でも巻いてたら拝んでしまいそうだ。
(Jean Nouvelはパリのカルティエ現代美術財団や最近できたケ・ブランリー美術館が有名、日本では電通本社ビルに関わったりしてます)
元・大阪人としては”丸い”ビルといえば、梅田「丸ビル」が 丸さがもたらすメンテナンスコストの高さにより倒産した事を思い出してしまう、ガラス変えるのもタイル張替えもどんな部材でも、確かに丸かったり歪んでたりするとコストは何倍もしますから・・そんな庶民的意見は世界的スター建築家のお二人には些末な事でしょうが・・

Jean Nouvel青木淳

(上中)は青木淳の大阪・南港にある結婚式用教会を思わせる、連結したリングが高層ビルを支える構造となっている様だ・・凄いな・・
(上右)は積木を積み上げた様な高層ビル、計画地は新宿の様だ・・これも出来ればこれまで見た事ないような物だが掃除は大変だろうな・・

しかし”建築の最前線”は凄いなぁ・・何でもあり状態という感じ・・
コストが掛かっても、メンテが大変でも、使い難くても、設計料が高くても・・それでも設計を頼みたくなる魅力がスタ-建築家にはあるのは確かだ・・彼らはクライアントに最新の[fashion=流行] -「人と違うこと」「新しいこと」「より洗練されていること」を提供する。
時代が変われば [fashion=流行] は必ず [out of fashion] になってしまうが、才能豊かなアーティストがその時代を真摯に映そうとした[fashion=流行]には、ON TIME でしか感じられない その時間を共に過ごした人にしか分からない、何とも言えない一言では表現し難いSYMPATHYが記憶に残る、10年20年経過した時 “滑稽”と思えたとしても、同時代で感じたSYMPATHYが共在した感動って特別だ。

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