「arukura-sha」-断熱工事

車寄せとなるスペースからエントランス部を見る

居間だった室内部分を外部スペースへと改修・・・既存の壁/天井/基礎を撤去した後、新しい壁を施工。「雨に濡れずに玄関からすぐ車」が、クライアントさんからの最優先事項だったので・・大掛かりな工事になりましたが、なんとか乗り降りがしやすい・・”車寄せスペース”になったのではないかと思います。

築25年の建物は、天井裏の断熱材が薄かったので・・

新しい断熱材で補強。2階天井の改修は、クロス張替えのみなのですが・・天井の一部を撤去して、屋根裏全体に新しい断熱材を設置。

新たに敷設した断熱材を、屋根裏に上がって見渡す・・

屋根裏は結構高さがあります。雨漏りなどがないか、野地板や垂木に傷み等が出ていないか、check、check、check・・

既存建物の外壁は・・木舞(こまい)

“竹”を組んだ下地に“土”を塗って仕上げる、昔からある工法による壁ですが・・断熱材は入っていないので・・

外部に面する壁面には・・断熱補強!!

壁下地材であるプラスターボードを張る前に・・“フェノール樹脂系の高性能断熱材”を・・隙間なく充填!!!

「寿元堂薬局」 -写真撮影

8月にOPENしてから半年!!・・・撮り損ねていた“竣工写真”を先日撮影!!!・・とりあえずのスナップ写真ですが・・UP!!

ガラスへの映り込みを避けるために早朝7時から撮影開始・・お施主様が用意して下さっていた「花器」と「お花」がgoodです。(花器は酒津焼兜山窯の岡本達弥さん、お花はすみれ花店さん)

「待合コーナー」から「調剤室」のある方向を見る・・壁面いっぱいの「薬瓶棚」や右手の「カウンター棚」はFREE STYLEさんに、制作をして頂きました。

既存サッシの間に・・ピッタリと嵌め込んだ造り付けの「飾り棚」はファクトリーコヤマさんに制作をお願いしました。薬瓶を置いている幅1100mmある棚板・・厚さは2mm!!

「2mmの棚板」を支える・・・竪繁げの「厚さ3mmの柱」は・・子供が触らないように、という目的もあります。(薬瓶を取出す用に・・何本かの柱は、取外しが可能 )

店舗内より道路側を見る。JR倉敷駅へと続く”倉敷中央道り”にある路面店・・駅前再開発「あちてらす倉敷」の1階、広島銀行の隣にあります・・

エントランス付近から見る。ウォールナット無垢材のカウンター棚・・その上にアルヴァ・アアルトのペンダント灯が3灯・・その奥が調剤室。

ウォールナット材で作った「カウンター棚」の詳細を見る。フレーム”勝ち”な、造り付け家具の納まりが好きです・・

エントランス付近のテーブル上には・・岡山のガラス作家オカベマキコさんの「しゃぼんランプ」。奥の書棚には貴重な漢方の書籍・・

200個以上ある薬瓶と、数多くの書籍を、どうしまうかが・・設計デザインの大きな課題でした。限られたスペースの中で・・使いやすいく、取りやすく・・そして、見た感じも良い「薬瓶と書籍」の配置。

こちらには、”別のお花”も用意して下さいました(お施主様に感謝感謝) 。アンティークな薬棚がgoodです。後方右上のアルマジロくんもgoodです・・

全容が分かる、本当の竣工写真は、WEBサイト”Works”こちらで・・ご覧ください。

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「arukura-sha」-着工

一昨年の夏から計画を進めていた「arukura-sha」が着工しました。敷地は新倉敷駅からほど近い、アパートや保育園などが立ちならぶ・・小山の麓。化粧石鹸および犬用ケア関連の企画販売を手がける arukura-shaさんの・・“アトリエ事務所への改築” 工事。

築25年程の建物を改築するのですが・・解体して、解体して・・解体、という感じで、工事は始まりました。室内だった部分を室外へと改築する工事がある為・・まずは減築。

自分たちの設計した建物ではなく・・既存建物の図面や資料はほとんどない・・改築工事の場合、まずは、壁天井を落とした状態で・・柱や梁や筋交いの位置などに想定外の状態がないかどうか・・設計図どおりに施工がうまく出来るかどうか・・などなどを、よくよく確認します。想定外な状態などはなく・・まずは順調な、スタートとなりました!! 4月末頃の完成を目指しています。

KURASiX -初めての活動

当事務所も参加している・・”倉敷の6設計事務所による建築文化活動”のための集合体「KURASiXの初活動」のお知らせ・・

倉敷に多くの素晴らしい建築を残された、倉敷出身の建築家・・浦辺鎮太郎を紹介する”プチ展覧会”を、浦辺設計の主導のもと・・地元の有志として、僅かながらですが手伝わせて頂きました。

展示のメインとなるのは・・「壁庇」と呼んでいる、浦辺鎮太郎ならではの個性的なデザインエレメントの紹介コーナー。「倉敷国際ホテル」「日本工芸館」「大原美術館分館」などの建築に見られる特徴的なデザイン手法・・壁庇 !!!!!!

手前は高知にある「浜幸ビル」の模型・・・各地の建築学生さんの協力により制作された「木製模型」は・・・”力作”です!!!

子供の頃よく行った・・”南海ホークスのナンバ球場”の西側にかつて在った「日本工芸館」の・・模型!!! 浮いてます!!! 1階の床が浮いてる!!! 屋根も全周スリットで浮いています!!!

こちらのコーナーでは「プレハブ住宅・PH-1」や「立体音楽堂」など、ややマニアックなプロジェクトを紹介・・「倉敷レイヨン研究所」の空撮映像の展示も見どころがあります・・・12月1日まで、AM9〜PM5、入場無料。(最終日のみは13時までの展示)

会場となっている「あちてらすぽっと」は・・2021年10月にOPENしたばかりの「あちてらす倉敷」2階にある倉敷市のスペース・・地域の誰もがコミュニティ活動や文化交流など様々な目的で利用ができる交流拠点施設です。

※ ちなみにですが・・・「あちてらす倉敷」1階、広島銀行の隣にある漢方薬局は当事務所の設計です。

「寿元堂薬局」 -オープン

2021年8月2日寿元堂薬局さんがオープンします!

寿元堂CGパース寿元堂完成写真

提案時に作ったCGパースと引っ越し前に撮影した竣工写真を比較してみました

寿元堂CGパース寿元堂完成写真

閉局時の照明をイメージしたCGパースなので開局時には明るく清潔なイメージとなります

寿元堂CGパース寿元堂完成写真

オリジナルでデザインさせて頂いたパーティションや飾り棚が入り、棚にガラスの薬瓶や漢方に関する書籍が並べられた状態で、また撮影させて頂きたいと思います

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「寿元堂薬局」 -ほぼ完了

2021年8月2日よりオープン!!!

今年の4月中頃より掛かっていた工事・・6月中頃にはほぼ形にはなっていましたが、サイン工事や什器関係の工事もあって、仮店舗からの引越しを行えるようになったのが、7月中頃・・

壁面を覆う大きな収納棚には、歴史ある”漢方専門薬局”を象徴する、無数の薬瓶と無数の漢方に関する書籍が・・ギッシリと並ぶ予定。

トリムデザインに初めて相談に来られたのが2018年の末・・ファーストプレゼンをさせて頂いたのが2019年の初め・・進捗がとても早い店舗設計では、異例だとも言える・・・足掛け2年半に及んだプロジェクト・・

ファーストプレゼン時に描いたイメージ図

店舗スペースの場所が(同じ建物内とはいえ)・・ファーストプレゼン時とは異なり・・”四角だった区画”から”変形L型の区画”へと変更になりましたが・・いま最初のイメージ図を見返してみても、ファーストプレゼン時のデザインコンセプトは崩す事なく、ほぼ完成をさせる事が・・出来たのではないかと思います。

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「寿元堂薬局」 -家具工事

工事中の店舗内に設置する「作り付け家具」・・の作成をお願いしているFREE STYLEさんの工房を訪れて、仕上がりを確認。高さが3.8mある、1つのユニットを仮組みしてもらう・・この「3.8mのユニットが16台」・・少し高さの小さい「2.8mのユニットが7台」・・

現場に搬入&設置・・家具の柱と柱の間は、建築工事の壁仕上げとなります。下部には扉付収納棚、中間部はオープンの棚板が並び、上部は照明BOX・・になっています。
左右の壁面に「作り付け家具」を設置した状態・・・右側の収納棚には商品や書籍を並べ、左側の収納棚には薬瓶が並びます。店舗内より道路側を見返す。

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「寿元堂薬局」 -サイン工事

お祝いごと・・という訳ではなく「ことぶき」2文字・・事務所にて作った“スチレンボード製の文字”を、外壁に貼ってもらう・・大きさ等がわずかに異なる2文字・・現場で貼ってみて比較検討・・・設計の仕事は1/50、1/10、1/3と、縮尺で机上でイメージして考えるものですが・・試す事が可能であれば、原寸で現場にて試してみるのが・・一番なのは言うまでも無い。

完成予想図で見ると・・こんな感じ。サインの文字は軒天から吊り下げるカタチ・・”吊り下げ”以外のサインは、ガラス面に最低限の表示のみ・・お店の”存在感自体”が「サイン」となれば良いなぁ・・と考えています。
内部の様子はこんな感じ。大量にあった「漢方の薬瓶」と「漢方に関する書籍」の収納を・・計画として上手く組み込みながらも・・使い易く、落ち着きがある、居心地がよい店舗としていく事が・・プランニングのポイントでした。チャームポイントのペンダント灯には・・アルヴァ・アアルトの「Golden Bell/クローム」と、オカベマキコさんの「シャボンランプ
3.8mある店舗の天井高さを活かした、収納力のある「本棚と薬棚の存在感」を・・・店舗アイデンティティとして、際立たせた計画とし・・「入りやすくもあり、入りにくくもある、だけど出やすいという」矛盾している様にも聞こえる、難しいリクエストに・・なるべく応えられるデザインを心掛けました。

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「寿元堂薬局」 -木工事

LGSという金属製壁下地の工事が終わって・・今度は木製壁下地の工事が始まりました。結構たくさんの木材が現場に搬入。金属製の柱のような物の間に、挟まれているのは・・家具取付用の下地合板。

右手にて、木製の間仕切壁を立て起こし中・・店舗部より調剤室側を見る。天井でパカっと空いているのは「機械排煙口」・・火事が起こった際にはこの排煙口が煙を外部に吐き出してくれます。
調剤室内より店舗部側を見る。店舗部の天井高さは3.8m、調剤室の天井高さは2.8m。
いつも綺麗にされている現場です。3.8mの天井高さがある店舗部の工事には”ローリングタワー”という移動式の高所作業台が欠かせません。しかしながら、大きなローリングタワーが設置されていると、その大きさに負けて・・空間がヒューマンスケールでなくなり、思ってたより狭く感じてしまいます・・結局、空間のスケール感っていうのは、色んな物との・・バランスと対比なんですよね。

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「寿元堂薬局」 -LGS工事

LGS工事が始まりました。LGSとは”Light Gauge Steel”・・直訳すると「軽い」「規格の」「鉄」・・内装工事において壁下地材として多く使われる材料で、薄い亜鉛メッキ鋼板を”C型断面”に加工した棒状の材料・・この材料を使って、壁天井の面材を張るための下地を「籠状」に組み上げていきます。

店舗間をわける、区画壁となるALC(軽量気泡コンクリート板)壁の前に・・「LGS壁」を立ち上げていきます。壁天井のLGSだけでなく、天井内ダクトやチャンバー類もシルバー色で、配線配管が剥き出しとなっている・・現在の現場は、どこか工場建築っぽい雰囲気。
嵩上げ工事の終わった床下地(構造用合板)の上に、LGS壁を立ち上げていきます。床の構造用合板には・・次の間仕切壁工事や、家具工事の基準となる”墨出し”を行っていきます。

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