ドクターヘリ

川崎医大のドクターヘリ

毎週水曜日は川崎医療福祉大学で医療福祉デザイン学科2年生の授業・・
設計デザインの実習・・・課題は「私の好きな住宅」、建築家の設計した名住宅を丹念に分析し、その中から見つけたコンセプト・特徴を自分の設計に活かそうという課題・・・やや進み具合が遅い様なので、頑張って下さい。

ついこの前もTVでドキュメンタリー番組が放送されていましたが、川崎医科大の「ドクターヘリ」。2001年に全国で初めて導入され、岡山県内ならどこでも30分以内で救命に迎え・・・年間400件も飛んでいるそうだ。

岡山日日新聞

トリムデザインのコラムが掲載された岡山日日新聞
先日、 t/rim designの小コラムが掲載された岡山日日新聞

「住宅は住むための機械である」とはモダニズム建築を完成させた近代建築の巨匠ル・コルビュジェ(1887~1965)が残した、建築史上最も有名なといっても言い過ぎではない、現在活躍する建築家やこれから建築を学ぼうとする若い人達にも今なおその作品と共に強い影響を与え続けるル・コルビュジェの言葉・・この言葉は今から86年前にもなる1923年(大正十二年)に出版された、これからの建築が在るべき姿についてコルビュジェが建築宣言を行った、初期の著書「VERS UNE ARCHITECTURE」の中に記されています。

住むための機械という言葉への解釈は人によって多少の違いはあるのではないかと思いますが、そのシンプルで無機質な「白い四角い箱」のような初期コルビュジェ作品の姿が与える工業製品的なイメージも手伝ってか、「住宅=機械」と表面的な捉え方をされ、コルビュジェが唱えたことは、飛行機や自動車を理想とした工業製品のような住宅をつくる事だと思われている方も少なくありません・・この著書に込められたコルビュジェの真意とは・・・我々の文化や社会というものは変わり続ける事を避けられないものであり・・ 
・人々を包む器である建築もまた社会や生活から生じる新しい要求というものに、機械のように、合理的に正確に経済的に応えていかなければいけない。
・われわれの必要に答えている工業製品の中に見られる、慣習や様式に囚われない「新しい精神」こそが美しい 。  
というような主旨のことが「VERS UNE ARCHITECTURE」の中には書かれていました。
「住宅=豊かに健康に住むための無駄がない道具」
・・社会や人々の暮らしが大きく変わる時、建築もまたその変化にうまく適合していかなければならない・・そういう意味だったのではないかと思います。
私達が勤めていた設計事務所の所長は、フランスでコルビュジェから建築を直接に学ばれた建築家・坂倉準三が設立した設計事務所の出身であったという親近感もあり、コルビュジェの言葉や作品からは多くを今なお学んでいます・・ 建築とは、設計を依頼してくださった人達の言葉、あるいは今の社会や暮らしの中に見つける事が出来る変化、に対し的確に応えられる様なものであるべきだと言う事は・・ 現在でも未来でも同じなのではないかと・・

伊仏建築探訪

スカルパ/テラーニ/コルビュジェなどの作品を見るためイタリア・フランスへ建築見学へ出掛けていました・・・天気にも恵まれ(快晴すぎて日焼けしましたが・・)たくさんのいい建築に触れる事が出来ました
訪れた素晴らしい建築の数々は、またブログにUPしていこうかなぁ・・

机の上には進行中の現場からのFAX/質疑がたくさん、計画&設計中のプロジェクトもまた頑張って進めなくては・・・一挙に忙しい現実が帰ってくる感じですが、見学で見て触れた素晴らしいものを 少しでも自分達の設計に活かす事が出来るように、頑張ろう!

ショールーム

先週末はショールームを何軒か廻りました・・
(上左写真)はイームズなどのモダンデザイン家具でミッドセンチュリーデザインの最盛期をリードした「ハーマンミラー」
イームズが生み出した大量生産時代に適した新しい素材/構造による画期的デザインの名作家具は50年以上経った今でも色褪せる事はありません・・半世紀を超えてなお人々に愛される家具というのはただ見た目が美しいだけでなく、とても使い易く/座り心地の良い椅子だ・・という事を実感。

(上右写真)はカッティングシートのメーカーで「中川ケミカル」
カッティングシートとは簡単に言えば色柄の付いたフイルムシート・・看板サインの切文字として使ったり、ガラスに貼ることで摺りガラス調やミラー調にして視線を調整したりなど使い道はイロイロ・・・「MYクリニック」の玄関部ガラス面に貼る素材を確認
ここのショールームのカッティングシートの貼り方が素敵でした(デザインはエマニュエル・ムホーさんというフランス人のデザイナー)、ほぼ1月毎程度で yellow-red-green-biue-blackと色調が変わっていくそうだ

工事中の根津美術館

(上写真)南青山にある輸入家具メーカー「Cassina」さんを見た後にブラリとしていると・・隈研吾さんが手掛けられていた「根津美術館」の改築がほぼ出来上がっていました!・・言い方は変だが “鉄でつくった木造建築”という感じ
美術館が再OPENしたら所蔵品(国宝)である尾形光琳の「燕子花図屏風」などが公開されている時に見に行きたいなぁ・・

金属類回収令

墓地に入る門の屋根を改修しました・・
戦時中に金属類資源の不足を補う為に屋根に葺かれていた銅板が回収され、それから後はずっと(上写真)の様に「モルタル塗り屋根」だったようです・・
60年以上、よく落ちずに風雨に耐えてきました
戦時中は公共のマンホール蓋や鉄柵などだけでなく、家庭内の鍋釜や仏具、寺院の鐘まで回収されたそうだ・・

もともとの状態である銅板で葺き直したいところだが・・この様に難しい形の屋根を銅葺き屋根とすると・・とても高価&昨今の酸性化した雨には銅は不向きなので・・ガリバリウム鋼板葺きとしました。銅板は材が柔らかくこの様な複雑な屋根のカタチを施工するには向いていますが、ガリバリウム鋼板は材が銅板より固く施工が大変でしたが・・何とかキレイに仕上がりました。

たけのこ

玄関前のお庭の地面からにょきにょきと生えてきたのは ・・たけのこ。
毎年なんですが、今年は3本・・地面から顔を見せたと思ったら”あっ”という間に背丈ほどの大きさに・・・たけのこの成長の早さと言うのは驚異的だ・・どんなメカニズムになっているんだろう ?  
トリムデザインのGW中のお休みは暦通りです。

備中国分寺

備中国分寺

先日、岡山県総社市にある「備中国分寺」へ息抜きに出掛けました・・「国分寺」とは天平時代に聖武天皇の発願で鎮護国家を目的に北は仙台から南は鹿児島まで全国に60箇所以上建てられた官寺・・・創建時である天平時代の建物が残っている様なお寺はないと思いますが、その7割以上が、現在も国分寺を名乗っているorもとの国分寺の跡に建っているようです・・

黄色一面に埋め尽くされた菜の花畑越しの備中国分寺の写真は観光ガイド等でよく見掛けますが・・(上写真)は桃畑越しに望む五重塔。
国分寺もまだなく中央政権の力が及ぶ前の時代・・このあたりでも前方後円墳が多数つくられ・・内海に面していただろう(倉敷市や岡山市もまだ海の中だった頃)・・このあたりの地勢を見ていると・・古代において畿内や出雲国と並び有力な地方国家であった吉備国の栄華が偲ばれます

坂本龍一

昨日は岡山シンフォニーホールでの”教授”こと坂本龍一のコンサート。前から4列目中央やや左側でピアノの手元もお顔も見える良い席でした(上写真-この写真は撮影自由とされた曲の時に撮っています)・・・私達(稲垣+大賀)の(唯一?)共通の趣味といえば「YMO、坂本龍一」
もちろんお互いそれぞれに・・出会う前からの長い長いファン・・tの場合は初めてレンタルレコードで借りたレコードが「Solid State Survivor
忘れもしない小学校5年生の時(1980)、 友達に連れられて近鉄の瓢箪山駅前(東大阪市)のビルの地下1階にあったレンタルレコード屋さんに・・そのインパクトあるジャケットのデザイン(赤い人民服を着た3人がマネキンと共にテーブルに座った・・)に中身もよく知らず「一目惚れで」・・借りてしまったのが「YMO、坂本龍一」との出会い・・もう29年も前だビックリ・・

mも初めて借りたレコードは「Solid State Survivor」だったよ!吹奏楽部でRYDEENをやることになって川西町のレンタルレコード屋さんに借りに行ったのが中1…同い年なのに2年も後…昭和の時代は情報伝達にタイムラグがある地方都市の悲しさ

ホールには上写真のようなマニフェストが掲示されていました・・環境への負荷低減から世界規模で取り組みが必要とされる二酸化炭素排出量削減のための地産地消・・この坂本龍一さんのコンサートツアーではツアー及びコンサートのあらゆるシーンで「実践」が心掛けられています。
たしか、建築行為全般というのは全二酸化炭素排出量の、実に1/3を占める行為だそうだ・・自然の素材を無駄なく使った&二酸化炭素排出量の少ない&エネルギー消費の少ない・・建設してから廃棄まで建築行為全般が地球に優しいことが これからは益々必要とされています・・・真面目で優しい建築の時代・・・
建築デザインの潮流ではまだまだ「カッコイイ」が最優先とされている様に思えますが・・これから意識はそちらの方へどんどんシフトしていくのでしょうね・・・していかなければいけないのでしょうね

サンプル

設計事務所にはいろいろなサンプルがあります・・木材/金属/石/色見本/ガラス/タイルなど様々・・今使おうと検討中のものや、いつか使ってみたいと考えているものや・・
カタログで大きさ/かたち/色/材質はだいたい分かるのですが・・やはり手に取り実際に見てみないと、写真では感じれないものが有るので・・
これは今計画中のクリニックの案に使えないかと検討中のガラスブロック・・普通ガラスブロックというのは中が中空なのですが、これは中までガラスのガラスブロック・・だからガラスブロックではなくガラスレンガ?・・なかなか存在感がありgoodです。

○○偽装

昨年は食品に関する様々な偽装がありました・・不自然な加工をされ非常に長持ちし、非常に安価、本物より”本物らしく”見えたりもする・・材料や生産地を偽った食材・・
(上写真左)
工事中の「安江の家」に「フローリング」が搬入されました。ナラ-15mmの無垢材(当たり前ですが木材なので中まで全てナラ)、仕上げは*オスモカラー。
*オスモカラーとは、ドイツ製の自然植物油とワックスをベースに作られた人体や環境にやさしい無公害の木材保護塗料材。表面を樹脂の強い膜でコーティングしてしまう一般的塗料とは異なり、内部に浸透する塗料材なので木材が持つ利点である調湿機能が有効に働く事が出来ます。
(上写真右)
しかし世の中の多くで「フローリング」といえばこちらを差します・・見た目はとてもキレイで、汚れも付かずお手入れ簡単、しかも安価・・厚さ15mmのうち、「表面の2%・厚さ0.3mmの紙のような本物の木」が貼られ、樹脂でツルツルにコーティング・・内部98%はベニヤ・・ベニヤとは薄い板材を何層も接着剤で塗り重ねたもの・・”合板フローリング”は触ると固くて冷たい・・

本物より”本物らしく/立派に” 見えたりもする・・確かに木材には違いないのだが・・これを「ナラのフローリング」です、「カバのフローリング」です、「ケヤキのフローリング」です・・などと言っても良いのだろうか・・